【POG】【推奨】エンブロイダリー(ロッテンマイヤーの2022)

スポンサーリンク
【2022年度産駒推奨馬】

推奨馬

▶︎【馬名】エンブロイダリー
▶︎【父名】アドマイヤマーズ
▶︎【母名】ロッテンマイヤー
▶︎【馬主】森 一誠
▶︎【調教師】栗田 徹
▶︎【生産者】ノーザンファーム
▶︎【誕生日】2022年2月1日
▶︎【生まれ順】第2子

エンブロイダリー(ロッテンマイヤーの2022)。
POGまくれーんとして初のアドマイヤマーズ産駒の紹介です。毎年「新種牡馬」は何かと活躍馬を輩出する傾向にあるためPOG選定の上で必ず視界に入れていなければならないものです。

アドマイヤマーズ自体はダイワメジャー産駒です。ダイワメジャー産駒で種牡馬になったのはカレンブラックヒルとコパノリチャードがいます。この2頭からはPOG期間中の活躍馬をほぼ生み出せておりません。強いて言えばカレンブラックヒル産駒で東京スポーツ杯2歳ステークスで2着に入ったアサヒという馬くらいでしょう。そういった意味では同じダイワメジャーを父に持つ種牡馬としては不安がありますし、アドマイヤマーズが優れていると言い切る要素が現時点で全くありません。

強いて言えば単純な競争成績だけで言えばアドマイヤマーズはPOG期間中にG1を2勝していますから2歳馬から活躍馬を出しやすいダイワメジャーを父に持つという意味では「カレンブラックヒルとコパノリチャードよりもPOG向きだ」とは言って良いかもしれません。

馬体

見解

▶︎1歳時馬体

エンブロイダリー(ロッテンマイヤーの2022)を推奨する1番の理由はこの馬体です。

ダイワメジャー産駒らしさの腹袋のボリュームなどを兼ね備えながら、足の長さが目立ちます。前足の筋肉の着き具合は若干心許ない印象があるも、トモのボリュームは良く締まりもある程度見えます。何よりも首の具合がいいですね。いい角度で胴体につながっております。
また1歳時の歩様の様子も素晴らしく後ろ足もしっかり伸びていました。特に歩様の際のトモのボリュームの際立ち方がすごく牝馬ながら強烈なパワーを兼ね備えているような印象を受けました。

測尺評価(1歳時)

▶︎【体高】159.0
▶︎【胸囲】178.0
▶︎【管囲】20.4
▶︎【体重】460kg


エンブロイダリー(ロッテンマイヤーの2022)の測尺は全く問題ありません。

POG期間の活躍馬の多くが『体高→150台、胸囲→170台、管囲20以上』となっておりエンブロイダリー(ロッテンマイヤーの2022)は全て満たしております。馬体の見た目がそのまま測尺にあらわれているようですね。2歳時馬体重は490kg台との情報があり馬格が素晴らしいです。

血統

▶︎【血統表】

Screenshot


エンブロイダリー(ロッテンマイヤーの2022)の血統構成についてはアドマイヤマーズ産駒の成功における仮説を立てねばなりません。基本的にはダイワメジャー産駒成功馬と同じ解釈に加え、アドマイヤマーズ自体の配合要素を加え検討することとします
一旦次のように整理しました。

【アドマイヤマーズ産駒血統成功条件想定】
1:母方にNureyev配合あり
2:母方にBlushing Groom配合あり
3:母方にDanehill(Danzig)配合あり
4:母方にSadler’s Wells配合あり
5:母方にトニービン(Grey Sovereign)配合あり
6:母方にMr. Prospector配合あり
7:母方にStorm Bird配合あり
8:母方にCaerleon配合あり
9:母方にMachiavellian配合あり
10:母方にサンデーサイレンス配合あり
11:母方にHalo配合あり

アドマイヤマーズ産駒の想定はこの通りです。ダイワメジャー産駒成功要素が1〜8。新たに加えたのが9〜11。正直この要素の中でも重複している要素がありますがあえてこういう書き方をしていますアドマイヤマーズは母にMachiavellianとシングスピールの配合があるのが特徴的です。MachiavellianはMr. ProspectorとHaloの配合。シングスピールはSadler’s Wellsを配合しています。これと別路線でStorm catがあるわけですので色んな角度からの構成が期待出来ると想定しています。

エンブロイダリー(ロッテンマイヤーの2022)の該当はCaerleon配合があること、またサンデーサイレンス配合があることの2点のみ。この点は残念な部分です。ダイワメジャー×母父クロフネの組み合わせによる過去活躍馬もほぼいません。強いて言えばダイワメジャー×母父フレンチデピュティでサンブルエミューズがいます。

エンブロイダリー(ロッテンマイヤーの2022)にはビワハイジの配合があるため良血であることは間違いなく、そもそも深く考える必要もないのかもしれませんが、POGまくれーんとしては若干この点懸念します。

補足事項

所属する森一誠調教師ですが、堀宣行厩舎で調教助手をされていた方で、過去サリオス、ロックドゥカンブを担当したこともあったそうです。2024年に新規開業されノーザンファーム関連の各一口馬主クラブからも委託馬が数頭おり期待されているようであります。

エンブロイダリー(ロッテンマイヤーの2022)をぜひとも成功に導いて欲しいところであります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました