【POG】【推奨】フィブリーレン(ヴァイブランスの2022)

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【2022年度産駒推奨馬】

推奨馬

▶︎【馬名】フィブリーレン
▶︎【父名】オルフェーヴル
▶︎【母名】ヴァイブランス
▶︎【馬主】サンデーレーシング
▶︎【調教師】菊沢 隆徳
▶︎【生産者】社台白老ファーム
▶︎【誕生日】2022年4月10日
▶︎【生まれ順】第2子

フィブリーレン(ヴァイブランスの2022)。
オルフェーヴル産駒は開始当初、ラッキーライラック、エポカドーロ、ロックディスタウン、オーソリティなどの活躍で父同様「芝馬」として見られておりましたが、近年はウシュバテソーロなどの活躍で「ダート馬」として見られる傾向は強まってきました。また母父オルフェーヴル産駒がG1を制したりと幅を広げつつあります。

そんな中での今回のフィブリーレン(ヴァイブランスの2022)ですが期待を不安がおりまざる興味深い馬だと思い今回推奨記事を書くこととしました。とはいえフィブリーレン(ヴァイブランスの2022)のPOG本各紙の取り扱いはほぼありません。

まず母ヴァイブランスですがアメリカダート路線で活躍した馬です。2018年ジェイウォークが勝ったときのブリーダーズカップジュベナイルダート(G1)で3着に来ていました。

2018 Titos Handmade Vodka Breeders' Cup Juvenile Fillies – Jaywalk


なかなか強いですね。このほかの重賞競走でも連帯を果たしており、このアメリカでの活躍牝馬という点ではラッキーライラックの母ライラックスアンドレースとも共通しており非常に面白いです。

馬体

見解

▶︎1歳時馬体

フィブリーレン(ヴァイブランスの2022)は馬体の見た目が良いです。全体的にバランスが非常に良いです。トモの筋肉量については横幅が大きく且つ締まりもあります。首の太さ、前足の肉付き、胴の長さとの調和など良い点が多いです。毛の色の部分からもオルフェーヴルを彷彿とさせますね。

フィブリーレン(ヴァイブランスの2022)の2歳時の馬体を確認しましたが馬体の迫力がとんでもない事になっていました。芝のみならずダートでも活躍が期待できる迫力ある馬体です。

測尺評価(1歳時)

▶︎【体高】148.0
▶︎【胸囲】178.0
▶︎【管囲】20.2
▶︎【体重】424kg


フィブリーレン(ヴァイブランスの2022)の測尺は若干問題」があります。

POG期間の活躍馬の多くが『体高→150台、胸囲→170台、管囲20以上』となっておりますが、フィブリーレン(ヴァイブランスの2022)は体高部分が満たしておりません。参考までに父オルフェーヴル、また同産駒のラッキーライラックもこの点は全て満たしておりましたので不安があります。先ほど述べた2歳時馬体も足の長さについては長いとは思えなかったため、そういったことが数字にも表れているのでしょう。


血統

▶︎【血統表】

Screenshot


フィブリーレン(ヴァイブランスの2022)の血統構成は推奨出来る要素が多数あります。まずはオルフェーヴル産駒としての血統構成成功条件を整理します。

【オルフェーヴル産駒血統成功条件】

1:以下の流れからのMr. Prospector配合あり
 ▶︎フォーティナイナー
 ▶︎Seeking the Gold
 ▶︎Gone West
 ▶︎Kingmambo
 (※単純にMr. Prospector配合でも良し)
2:Roberto配合がある
3:Storm cat配合あり
4:Danzig配合あり
5:Nureyev(Fairy King)配合あり

6:Sadler’s Wells配合あり

オルフェーヴル産駒の興味深い点としては単純にMr. Prospector配合というだけではなく、それを配合する流れが一部の種牡馬に特化していることにあります。フォーティナイナー、Seeking the Gold、Gone West、Kingmamboと偏りがあり分かりやすいです。

その中でフィブリーレンはGone West配合ありです。先ほどの条件の該当は1、2、3、4、6とほぼ全て該当

Danzig配合はラーゴム、ラッキーライラックが該当。Sadler’s Wellsはオーソリティが該当。Gone Westはジャスティン、シャインガーネット、クリノプレミアムが該当。Robertoはバイオスパーク、ソーヴァリアント、オーソリティが該当。Storm catはジャスティン、クリノプレミアム、ロックディスタウンが該当

このようにオルフェーヴル産駒活躍馬の多くに共通する要素が多数あり血統構成としてはほぼ完璧に近い状態であります。

補足事項

不安な点は厩舎です。菊沢厩舎はアエロリット、フィリアプーラなどPOG期間活躍馬は輩出しているもののその数は非常に少ないです。これが別の厩舎であった場合、途中述べた測尺不足要素があったとしても評価は高く考えておりましたが、POG2023-2024に相当な人気だったアエロリットの初子であるコンドライトがあまりに不本意な結果となっておる様子をみると不安が大きいです。「追加型POG」の選定の際調教時計が素晴らしいものであった場合などは確実に狙い目だと考えます。

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