【POG】【推奨】テレサ(タムニアの2022)

スポンサーリンク
【2022年度産駒推奨馬】

推奨馬

▶︎【馬名】テレサ
▶︎【父名】アドマイヤマーズ
▶︎【母名】タムニア
▶︎【馬主】吉岡 辰弥
▶︎【調教師】栗田 徹
▶︎【生産者】ノーザンファーム
▶︎【誕生日】2022年1月25日
▶︎【生まれ順】第1子

テレサ(タムニアの2022)。
セレクトセール2022当歳馬セッションで4180万円で落札されたアドマイヤマーズ産駒です。各POG本でも取り上げられておらず近影も分かりません。ただし魅力ある馬だと考えております。

母タムニアはフランスで2勝を挙げている馬です。ミネルヴ賞(G3:芝2500m)を勝った様子を以下ご覧下さい。

PRIX MINERVE 2019 | Tamniah | Deauville | Groupe 3


かなり粘り強いですね。父アドマイヤマーズはマイルまでが主戦場でしたがタムニアのようなステイヤーと掛け合わせると、テレサ(タムニアの2022)の守備範囲は2000m程度まで期待して良いかもしれません。

馬体

見解

▶︎0歳時馬体

テレサ(タムニアの2022)は1歳時情報が全くないため0歳時歩様で説明します。立ち姿だけでいえば比較的腹袋やトモにボリュームがあるように見えなくは無いですが、正直なところ何とも言えません。強調出来るポイントはないです。

測尺評価(1歳時)

▶︎【体高】不明
▶︎【胸囲】不明
▶︎【管囲】不明
▶︎【体重】不明


テレサ(タムニアの2022)の測尺は馬体と同じで情報無しです。0歳時の馬体重は215kg。0歳時馬体重はおおよそ200kg〜250kg程度のようですので標準の馬格となる見込みです。

血統

▶︎【血統表】

Screenshot


テレサ(タムニアの2022)の最大の魅力はこの血統構成にあります。

血統構成についてはアドマイヤマーズ産駒の成功における仮説を立てねばなりません。基本的にはダイワメジャー産駒成功馬と同じ解釈に加え、アドマイヤマーズ自体の配合要素を加え検討することとします
一旦次のように整理しました。

【アドマイヤマーズ産駒血統成功条件想定】
1:母方にNureyev配合あり
2:母方にBlushing Groom配合あり
3:母方にDanehill(Danzig)配合あり
4:母方にSadler’s Wells配合あり
5:母方にトニービン(Grey Sovereign)配合あり
6:母方にMr. Prospector配合あり
7:母方にStorm Bird配合あり
8:母方にCaerleon配合あり
9:母方にMachiavellian配合あり
10:母方にサンデーサイレンス配合あり
11:母方にHalo配合あり

アドマイヤマーズ産駒の想定はこの通りです。ダイワメジャー産駒成功要素が1〜8。新たに加えたのが9〜11。正直この要素の中でも重複している要素がありますがあえてこういう書き方をしていますアドマイヤマーズは母にMachiavellianとシングスピールの配合があるのが特徴的です。MachiavellianはMr. ProspectorとHaloの配合。シングスピールはSadler’s Wellsを配合しています。これと別路線でStorm catがあるわけですので色んな角度からの構成が期待出来ると想定しています。

テレサ(タムニアの2022)は。条件3、4、9、11を満たしております。アドマイヤマーズ産駒を一通り確認しましたが血統構成だけでいえばテレサ(タムニアの2022)の構成はトップクラスです。

Sadler’s Wells配合とDanehill配合があります。まずはここが重要でアドマイヤマーズ産駒でこれが母方に揃っていることはダイワメジャー産駒と同じ要素で相当心強い部分です。

その上にFairy King配合で「Nureyev≒Fairy King」の構成も成立。そして何よりも父母間でMachiavellianクロスが成立。その流れで6代目以降にHalo配合あり。これはすごいですね。血統表を見るだけでも未来へのわくわくが止まらなくなるほどの構成です。

補足事項

所属する吉岡辰弥調教師ですが、POG期間の活躍の印象がありませんでしたが、2021年開催京都2歳ステークスでジャスティンロック、2024開催シンザン記念でノーブルロジャー、2024年開催アーリントンカップでディスペランツァと意外に勝っており厩舎成績としてはむしろPOGに強い厩舎のようです。

近藤英子オーナーとの組み合わせによる重賞勝利はありませんがテレサ(タムニアの2022)がそれに名を連ねる可能性はあると思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました