推奨馬
・ジュンブロッサム
∟父:ワールドエース
∟母:エンプレスティアラ
∟生産:ノーザンファーム
∟厩舎:友道康夫厩舎
∟馬主:河合純二
当ブログでは初めてワールドエース産駒を取り上げます。ワールドエース自身はサンデレーシングのディープインパクト産駒としてPOG期間きさらぎ賞1着、若葉S1着、皐月賞2着と優秀な成績をおさめた馬です。ワールドエースの生産頭数は2016年産駒87頭、2017年産駒66頭、2018年産駒65頭、2019年産駒44頭とさほど多くなく目立たない存在であります。
馬体
◾️ジュンブロッサム(エンプレスティアラの2019)の1歳時馬体
まず顔立ちが良いですね。キリっとした印象です。また全体的なバランスが良いです。トモの形はさほど迫力はありませんし腹回りも乏しいですが、首の長さと太さはちょうど良い具合。また何よりも前足の付け根部分の筋肉も十分にあります。
父のワールドエースの同時期の馬体と比較します。
◾️ワールドエース
全体的な形がジュンブロッサムと似ています。トモの形もそうです。ジュンブロッサムは父ワールドエースの特徴をかなり受け継いでいる事が分かります。この点はジュンブロッサムの強調材料です。ただワールドエースはディープインパクト直子だけあって馬体はジュンブロッサムより素晴らしいです(腹回り、顔立ち、前足筋肉等)。
ワールドエース産駒の活躍馬と比較します。
◾️レッドヴェロシティ
◾️スペードエース
この2頭とジュンブロッサムの馬体の共通項はほぼ見出せません。レッドヴェロシティとスペードエースの馬体は父ワールドエースを上回る迫力です。ただより父ワールドエースに近い馬体のジュンブロッサムの方が父に近い力が受け継がれていると期待したい所です。
血統
◾️ジュンブロッサム(エンプレスティアラの2019)血統表
父母間の血統クロスは5代目までには全くありません。他のワールドエース産駒活躍馬と比較します。
◾️レッドヴェロシティ
∟父母間クロス:Hail to Reason5×5、Be My Guest4×5
◾️オータムレッド
∟父母間クロス:Northen Dancer5×5
◾️スペードエース
∟父母間クロス:Halo4×4、Northen Dancer5×3
何と3頭とも父母間クロス有りです。この点はジュンブロッサムには無く懸念するところであります。ただジュンブロッサムの血統構成としてはクロフネ、Mr. Prospector、Danzigの配合がありディープインパクト産駒と好相性の要素が多くあり、非常に良いです。他ワールドエース産駒好走馬との共通項は見出せなかったもののジュンブロッサムの血統構成は悲観する必要はないと考えます。
その他要素
ジュンブロッサムを推奨したい理由は前述の馬体、血統の他に以下要素があります。
①ワールドエース産駒×ノーザンファーム生産馬の優秀な状況
・レッドヴェロシティ
∟POG期間成績:水仙賞1着、青葉賞3着
・オータムレッド
∟POG期間成績:クローバー賞1着
・スペードエース
∟POG期間成績:アルメリア賞1着
・ピュアカラー
∟POG期間成績:新馬戦1着
・キタサンシンドー
∟POG期間成績:勝利無し
◾️該当馬5頭
◾️POG期間勝ち上がり率:80%
◾️POG期間2勝率:60%
②友道康夫厩舎×河合純二オーナー×ノーザンファーム生産馬の優秀な状況
・ジュンヴァルロ
∟POG期間成績:黄菊賞1着
・ジュンブルースカイ
∟POG期間戦歴:1勝クラス1着、萩S2着、東スポ杯2歳S3着
・ジュンライトボルト
∟POG期間戦歴:フローラルウォーク賞1着、橘S2着、ベゴニア賞2着
◾️該当馬3頭(未出走のジュンファイターは除く)
◾️POG期間勝ち上がり率100%
◾️POG期間2勝率:100%
この2つの要素、調べて気付きましたが物凄いです。特に②の要素は100%です。ジュンブロッサムは2021年9月に入厩していると報道されていますので出走出来る事は間違いないと思います。
①②要素を兼ね備えたジュンブロッサムはPOG期間間違いなく活躍出来るはずであります。
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