推奨馬
▶︎【馬名】タイセイカレント
▶︎【父名】モーリス
▶︎【母名】アイリッシュシー
▶︎【馬主】田中 成奉
▶︎【調教師】矢作 芳人
▶︎【生産者】ノーザンファーム
▶︎【誕生日】2022年2月16日
▶︎【生まれ順】第3子
タイセイカレント(アイリッシュシーの2022)。
2022年開催ノーザンファームミックスセールからもう1頭推奨します改めて見返すとミックスセールは本当にいい馬が多いと思いました。
母アイリッシュシーの競争成績はありませんが、兄弟は全て勝ち上がっております。キズナ産駒のキャリックアリードと、リアルスティール産駒のレッドダンルース。いずれもダートでの勝ち上がり。キャリックアリードはJRAでも連勝し地方重賞でも馬券圏内にくるほど頑張っています。
タイセイカレント(アイリッシュシーの2022)がダート馬なのかは分かりませんが血統構成自体は芝向きですので、まずは芝で走らせるでしょう。タイセイカレント(アイリッシュシーの2022)はPOG本記載内容によると、矢作調教師ご自身がミックスセール時に田中オーナーに話し購入してもらったとありました。矢作調教師は以前からこの動きがありますのでそういったことを掲載のある馬には注目せざるを得ません。
馬体
見解
▶︎0歳馬馬体 ※2分10秒あたりから開始
タイセイカレント(アイリッシュシーの2022)の1歳時馬体はありませんが2022開催ミックスセール時の紹介動画で確認していきます。0歳時点で筋肉質なのが明らかです。立ち姿はこの時点で既に一種の風格すら感じます。首の角度、腹回りの具合、トモの大きさと締まり。
更には実際に動かしている際の後ろ足の伸びと躍動感がものすごく伝わってきます。首を上手く上下に動かし、各足の可動域も広そうです。矢作調教師が購入を勧めた理由も理解出来ます。
また2歳時の馬体写真は大きく「ザッツPOG」に掲載がありました。筋肉質のままで成長し力強い馬体でした。
測尺評価(1歳時)
▶︎【体高】不明
▶︎【胸囲】不明
▶︎【管囲】不明
▶︎【体重】不明
タイセイカレント(アイリッシュシーの2022)各種測尺情報は無しです。兄弟のキャリックアリードがデビュー時458kg。レッドダンルースがデビュー時484kg。恐らくこれらに近い馬格はあるものと考えます。
血統
▶︎【血統表】
タイセイカレント(アイリッシュシーの2022)の血統構成を考察していきます。一旦モーリス産駒の血統構成における成功条件を整理します。
【モーリス産駒血統構成成功条件】
1:母方にMr. Prospector配合あり(Kingmambo、Unbridled’s Song、フォーティナイナーからの流れは最高)
2:母方にサンデーサイレンス配合あり3:母方にHalo配合あり
4:母方にDanzig配合あり
5:母方にLyphard配合あり
6:母方にNijinsky配合あり
7:母方にFairy King(≒Nureyev)配合あり
8月:母方にRoberto配合あり
9:母方にKris(Sharpen Up)配合あり
10:母方にSadler’s Wells配合あり
タイセイカレント(アイリッシュシーの2022)ですが5代目以内ですと条件1、4、10に該当。母方にサンデーサイレンス配合がありません。母方にサンデーサイレンス配合のないモーリス産駒の中でタイセイカレント(アイリッシュシーの2022)はダノンエアズロックとダノンマッキンリーに構成が似ていると考えます。
両馬ともDanehill(Danzig)配合が共通しております。そこにMr. ProspectorとSadler’s Wellsの配合もあります。ただタイセイカレント(アイリッシュシーの2022)の構成の面白い所は6代目以降にあります。
5代目KeraliからRoberto配合。
5代目Polar FalconからNureyev配合。
5代目Fearless RevivalからCaro(Grey Sovereign)配合。
5代目ZeldaからCaerleon(Nijinsky)配合。
このように遠くはありますが6代目以降にはモーリス産駒、且つ母方にサンデーサイレンス配合の無いモーリス産駒成功要素が満載となっています。
補足事項
矢作調教師×田中成奉オーナーの組み合わせは以前からあり、有名どころでいきますとJBCスプリントを勝ったタイセイレジェンド、POG期間活躍馬でいえば毎日杯で3着に入ったタイセイサミットがいます。
タイセイカレント(アイリッシュシーの2022)は各POG情報紙によれば使い出しは遅くは無さそうです。注目度も低いと思いますので他の方と差を付けるための一頭として皆さまの選定リストに加えて頂ければと思っております。
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