推奨馬
▶︎【馬名】サトノカルナバル
▶︎【父名】キタサンブラック
▶︎【母名】リアリサトリス
▶︎【馬主】里見 治
▶︎【調教師】堀 宣行
▶︎【生産者】ノーザンファーム
▶︎【誕生日】2022年3月20日
▶︎【生まれ順】第9子
サトノカルナバル(リアリサトリスの2022)。
2022年に初開催されたノーザンファームミックスセールにおいて9240万円で落札された馬です。ミックスセールの「魅力」をあらわすために何かしら上場馬には「当たり」が潜んでいるような気がしておりますが、サトノカルナバル(リアリサトリスの2022)はまさにそう思わせてくれるような要素が含まれた馬です。2024年4月段階で既にゲート合格を果たしておりPOGで注目される「早期組」としても期待が持てます。
馬体
見解
▶︎0歳時馬体 ※27分25秒から
0歳時の馬体については私自身分析が難しいのですが、サトノカルナバル(リアリサトリスの2022)は明らかに筋肉質である様子が伺えます。トモはすでに迫力があり、後ろ足を伸ばす際の筋肉の伸びが際立っています。首も使えており前方への推進力に期待が持てる内容です。
気になるところと言えば後ろ足を伸ばす際の筋肉の収縮具合に対し若干後ろ足自体の伸びが足りないように思えます。これがデビューまでにどの程度解消されてくるのか。判断は難しいところであります。
測尺評価(1歳時)
▶︎【体高】不明
▶︎【胸囲】不明
▶︎【管囲】不明
▶︎【体重】不明
ここはデータ無しです。
ただ歩様の様子を見る限り一緒に歩く人間に対しある程度の高さがあるように見えます。2歳デビュー時には500kg弱であるように思えます。
血統
▶︎【血統表】
サトノカルナバル(リアリサトリスの2022)の魅力は血統構成にもあります。ご覧頂くと分かりますが素晴らしいです。
【キタサンブラック産駒成功条件】
1:5代目以内にHalo配合あり
2:5代目以内にNureyev配合あり
3:5代目以内にLyphard配合あり
4:5代目以内にフレンチデピュティ配合あり
5:5代目以内にSadler’s Wells配合あり
6:5代目以内にMr. Prospector配合あり
このうちサトノカルナバル(リアリサトリスの2022)は「条件2」と「条件3」を満たしています。特に父母間でLyphardクロスが成立している点は非常に良いです。
これに加えBlushing Groomを配合やNijinskyの配合もあり。母方にNureyev+Lyphard配合はイクイノックスと共通。Blushing Groom配合はソールオリエンスと共通。Nijinsky配合はガイアフォースと共通などキタサンブラック産駒の活躍馬に多く見られる配合が多数あります。そもそもサトノカルナバル(リアリサトリスの2022)の全兄にあたるジャスティンスカイがPOG期間で2勝をあげましたので血統構成については説明も不要な馬ではありますが、改めて確認するとその魅力の多さに気付かされます。
補足事項
懸念は生まれ順が第9子であること。POG期間の活躍馬の多くはほとんどが第5子以内におさまっており不安はあります。ただ冒頭で述べたようにミックスセールの初開催馬の上場馬であること、馬体、血統、またここに来て堀厩舎所属となり早期動き出しの可能性が高いことなど、懸念を払拭させる要素の方が多くあることから、サトノカルナバル(リアリサトリスの2022)はPOG選定において推奨に値すると考えます。
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