【POG】【推奨】アビッサルスター(アヴィオールの2022)

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【2022年度産駒推奨馬】

推奨馬

▶︎【馬名】アビッサルスター
▶︎【父名】イスラボニータ
▶︎【母名】アヴィオール
▶︎【馬主】社台レースホース
▶︎【調教師】堀 宣行
▶︎【生産者】社台ファーム
▶︎【誕生日】2022年2月25日
▶︎【生まれ順】第1子

アビッサルスター(アヴィオールの2022)。
POG本にもほぼ掲載の無い馬です。ただ堀宣行厩舎管理馬で社台レースホースの馬でこの点意外でした。POG本を見る限りそもそもイスラボニータ産駒の扱いがほぼ無い状態ですので致し方ないのかもしれません。そういった意味では他の方と差を付けるための隠し球になると考えます。

母アヴィオールですがJRA競走馬として全3勝。重賞出走は紫苑ステークス(G3)の1回のみで地味ではありますがデビュー戦から連勝しており素質自体は良かったのだと思われます。

またイスラボニータ産駒ですがPOG期間活躍馬はさほど多くないため先ほども記載しましたが各POG本もほぼ取り扱いがないです。ただPOG2023-2024期間で同じ社台レースホース所有馬のルカランフィーストという馬のように何かしら活躍馬を輩出しているのも事実(アルーリングビューという馬もいます)。POG選定リストにはイスラボニータ産駒も1〜2頭は入れておいて頂きたく思っております。



馬体

見解

▶︎1歳時馬体

アビッサルスター(アヴィオールの2022)の1歳時馬体がこちら。アビッサルスター(アヴィオールの2022)は牝馬なのですが、牝馬らしからぬ強そうな馬体に見えます。

とにかくトモと前足の付け根の筋肉が相当大きいです。特にトモの形が綺麗でお手本のような形をしています。締まりもあり自然と後ろ足の先に向けて繋がっています。また前足部分も肩あたりから豊富な筋肉をまとっており芝を力強く掻き込む姿が想像出来るほどです。首の角度と太さも申し分ないですし馬体評価としては本当に素晴らしいと考えます。


測尺評価(1歳時)

▶︎【体高】151.0
▶︎【胸囲】171.5
▶︎【管囲】20.0
▶︎【体重】408kg


アビッサルスター(アヴィオールの2022)の測尺は全く問題ありません。

POG期間活躍馬の多くが「体高:150台、胸囲:170台、管囲:20以上」の値となっておりますが、アビッサルスター(アヴィオールの2022)は全て満たしております。2024年3月時点で馬体重も470kg台まで成長しているようですので馬体は最高ですね。


血統

▶︎【血統表】

Screenshot


アビッサルスター(アヴィオールの2022)の血統構成を考察していきます。一旦イスラボニータ産駒の血統構成における成功条件を整理します。

【イスラボニータ産駒血統構成成功条件】
1:母方にLyphard配合あり(ホワイトマズルからの流れが良い)
2:母方にトニービン配合あり(Grey Sovereign配合が重要。Zeddaanからの流れも良し)
3:Danzig配合あり
4:母方にSeattle Slew配合あり
5:母方にMr. Prospector配合あり(フォーティナイナー、Kingmambo、Seeking the Goldからの流れは特に良い)
6:母方にRoberto配合あり
7:母方にNureyev配合あり
8:母方にIn Reality配合あり
9:母方にDeputy Minister配合あり10:母方にHalo配合あり(Hail to Reasonのみでも可)

11:母方にNijinsky配合あり

イスラボニータはフジキセキ産駒であることからフジキセキ産駒成功馬との共通項が基礎となっています。

アビッサルスター(アヴィオールの2022)が満たしているのは条件3、5、6、11です。また5代目にあるSeven Springsの流れから6代目以降にLyphardの配合も確認でき、成功要素を多く持ちます。

欲を言えばIn Reality、トニービン(Grey Sovereign)の配合があれば完璧でした。アビッサルスター(アヴィオールの2022)の血統構成としては悪くはないですが及第点というところ。ただし母母のヴェルダはあのプログノーシスの母でもあるため未知の力を発揮できる予感もあります


補足事項

アビッサルスター(アヴィオールの2022)は馬自体の欠点がほぼなくPOG選定においては非常に良い馬です。

ただし唯一の懸念は堀宣行厩舎の牝馬の活躍馬が少ないことです。POG期間活躍馬としてはエバーブロッサムやオメガハートランドなど全くいないわけではないんですが、牡馬の活躍数からすると相当少ないです。ただ繰り返しですがアビッサルスター(アヴィオールの2022)は欠点の少ない馬です。出走も秋以降との情報がありますので堀調教師もこの馬への機体とともに慎重に進めたくお考えなのだと思います。

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