【POG】【推奨】ダノンエンブレム（ダノングレースの2022）

推奨馬

▶︎【馬名】ダノンエンブレム
▶︎【父名】エピファネイア
▶︎【母名】ダノングレース
▶︎【馬主】ダノックス
▶︎【調教師】宮田　敬介
▶︎【生産者】ノーザンファーム
▶︎【誕生日】2022年1月29日
▶︎【生まれ順】第1子

ダノンエンブレム（ダノングレースの2022）。
POG本にもほぼ掲載の無い馬です。ただPOG期間に有力馬を何頭も送り込んでくるダノックスがオーナーであること、もともと母ダノングレース自体がダノックス所有であること、また母ダノングレースの良血具合、これらの要素で注目しておりました。

母ダノングレースはPOG期間に新馬戦を勝利後はデイジー賞を2着するに留まりそれ以上の成績は残せませんでした。ただし生涯成績は全4勝。重賞競走にも複数回挑戦し福島牝馬ステークスでは3着と好走。また血統構成としてはチェリーコレクトの配合があり、サトノグランツやワーケアといった活躍馬を兄弟に持つ良血です。

それにしてもダノックス×宮田敬介調教師の組み合わせは意外です。過去調べても初のようです。ダノックスといえば中内田調教師、堀調教師、国枝調教師、藤原調教師、また引退した安田隆行調教師が主流ですがここ最近では友道調教師、安田翔伍調教師、橋口調教師と若干依頼先が変わりつつあるようです。

その宮田敬介厩舎ですがもともと国枝厩舎に所属されていた方でPOG本によれば、その際母ダノングレースに何度も騎乗していたようです。母の特徴を知るその経験と、ここ最近ブレイディヴェーグでG1初勝利を飾り、エピファニーでエピファネイア産駒重賞勝利に導いた手腕でダノンエンブレム（ダノングレースの2022）も期待出来ると考えます。

馬体

見解

▶︎無し

この点データは全くありません。

測尺評価（1歳時）

▶︎【体高】不明
▶︎【胸囲】不明
▶︎【管囲】不明
▶︎【体重】不明

1歳時のデータはありません。POG本によれば2024年3月時点で「馬体重430kg。小柄」との情報があります。馬体重だけでいえばもう少し欲しいところです。

こじつけではありますが2024年天皇賞春で2着のブローザホーンは馬体重430kg前後です。また重賞勝利はありませんがキャロットクラブのエピファネイア産駒ココクレーターなども馬体重は小さくあります。

ただこれらに共通することはPOG期間の活躍が薄いということです。エピファネイア産駒は2歳時におおよそ馬体重450kg以上となっていることが POG期間活躍の要素の一つとなっており、この点は正直懸念と言えます。

血統

▶︎【血統表】

ダノンエンブレム（ダノングレースの2022）の血統構成を考察していきます。一旦エピファネイア産駒の血統構成における成功条件を整理します。

ダノンエンブレム（ダノングレースの2022）が満たしているのは条件1、5、9です。そもそもエピファネイア×母父ディープインパクトの活躍馬は少なくPOG期間に限るとアリストテレスとオーソクレースくらいです。且つこの2頭に共通しているのは「ノーザンファーム生産馬であること」「母方にSadler’s Wells配合があること」これらがありますがダノンエンブレム（ダノングレースの2022）にはこういったものがありません。

ただ母母のチェリーコレクトは優秀で、Whakilyricから遡ると7代目にMr. ProspectorとLyphardの配合があります。別途ハーツクライ産駒との好相性要素ではありますがNiniskiの配合、また阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったサークルオブライフにあるCaerleonの配合もあります。血統構成としてはある程度期待できる要素が多いと考えます

補足事項

ダノンエンブレム（ダノングレースの2022）の情報は本当に少ないですが2024年4月に宮田厩舎入厩し5月にゲート合格を果たしています。動き出しは夏の新潟開催を目指しているとのこと。

正直馬体重部分が気になりますがこの後、短期間で成長し450kg前後まで成長してほしいものです。