推奨馬
▶︎【馬名】シュネルケーニヒ
▶︎【父名】キズナ
▶︎【母名】セリエンホルデ
▶︎【馬主】サンデーレーシング
▶︎【調教師】手塚 貴久
▶︎【生産者】ノーザンファーム
▶︎【誕生日】2022年2月5日
▶︎【生まれ順】第4子
シュネルケーニヒ(セリエンホルデの2022)。
サンデーレーシングのキズナ産駒です。
馬の力とは何の関係もありませんがいい馬名です。「ケーニヒ」と聞くとドイツに拠点を置くスーパーカーのチューニングメーカーの「ケーニッヒスペシャル」を思い出します。それだけで快速馬となる予感がします。
話を馬に戻して、母セリエンホルデですが言わずとしれたシュネルマイスターを生み出した牝馬であり、現時点で生まれた馬は全頭勝ち上がっているという優秀な繁殖牝馬です。セリエンホルデはドイツ馬で、2016年のドイツオークス(Preis der Diana)を制しています。レースの様子は以下の通り。
力強いです。確実に子供に力が遺伝していますね。ドイツオークス馬はサロミナ、ナイトマジック、ミスティックリップスなど日本に輸入され活躍馬を多数輩出しておりますので、この時点でシュネルケーニヒ(セリエンホルデの2022)の活躍は約束されたものかもしれません。
馬体
見解
▶︎1歳時馬体
全体的にすっきりした馬体ですが確実に筋肉が備わっております。キズナ産駒はもっと腹袋にボリュームがある馬が多いですがこの馬はその印象はありません。トモの肉付きは良く後ろ足の先まで伸びております。いまだ歩様を見たことがありませんので確証はありませんが、この足長馬体なら歩幅も相当なものと思われます。
測尺評価(1歳時)
▶︎【体高】158.0
▶︎【胸囲】172.5
▶︎【管囲】20.8
▶︎【体重】416kg
シュネルケーニヒ(セリエンホルデの2022)の測尺は何の問題もありません。
POG期間の活躍馬の多くが『体高→150台、胸囲→170台、管囲20以上』となっており条件は完全に満たしております。
1歳時の写真からするともう少し馬体重がありそうですが416kgなんですね。デビューの際は恐らく470kg〜480kg程度で出走となるような気がしております。
血統
▶︎【血統表】
シュネルケーニヒ(セリエンホルデの2022)は血統構成が素晴らしいです。POGまくれーん的には今期のキズナ産駒の中でもトップレベルと言いたいほどのものです。
改めてキズナ産駒の血統構成における成功条件を整理しましょう。
【キズナ産駒成功条件】
1:5代目以内にHalo配合あり
2:5代目以内にNorthen Dancer配合あり
このうちエシュネルケーニヒ(セリエンホルデの2022)は「条件2」を満たしています。キズナ産駒としては万全です。また注目すべきは6代目の血統構成でしょう。
この6代目にLyphard、Nijinskyがあります。
特にLyphardクロス構成が成立している部分は非常に良く、シュネルマイスターも父Kingmanとの間でLyphardクロスが成立したのが、あの素晴らしい成績を残したのだと思っております。
補足事項
術歴は特に無し。
シュネルケーニヒ(セリエンホルデの2022)は推奨点が多く、現時点では欠点はほぼありません。
強いて言えば厩舎は懸念があるかもしれませんがシュネルマイスターを成功させた厩舎ですのでむしろ期待する方が自然かもしれません。
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