【POG】【推奨】レディイヴァンカの2020

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【2020年度産駒推奨】

推奨馬

レディイヴァンカの2020(牡)
 ∟父:Frankel
 ∟母:レディイヴァンカ
 ∟厩舎:手塚貴久厩舎
 ∟生産:ノーザンファーム
 ∟馬主:サンデーレーシング

サンデーレーシングのFrankel産駒です。サンデーレーシングのFrankel産駒は以下の通りPOG期間において期待値が高いです。

グレナディアガーズ
 ∟POG期間成績:朝日杯FS1着、ファルコンS1着、NHKマイル3着

ミスエルテ
 ∟POG期間成績:ファンタジーS1着

モンファボリ
 ∟POG期間成績:新馬戦1着、芝桜賞2着、雪うさぎ賞3着

エクセランフィーユ
 ∟POG期間成績:未勝利戦1着

全4頭ともPOG期間に勝ち上がっておりうち2頭は重賞勝利しております。また父が外国馬という点においては手塚貴久厩舎はシュネルマイスターを管理しているところからレディイヴァンカの2020に対しても期待も高まるところであります。

馬体・測尺

◾️レディイヴァンカの2020

ものすごい迫力のある馬体だと思います。前足の筋肉の盛り上がり、十分な腹回り、背中と腹回りの綺麗な平行線からトモヘの流れも最高であり、終いはトモの迫力と形も美しいです。間違いなく走ると言わんばかりの馬体ですね。

過去の他Frankel産駒の1歳時馬体と比較します。

◾️グレナディアガーズ

◾️ミスエルテ

◾️ソウルスターリング

レディイヴァンカの2020とこれらFrankel産駒3頭との馬体においてそこまで見た目は似ておりません。あえて挙げるなら「腹回りのボリューム」「トモの迫力」この2点においては共通しており、先述の通りレディイヴァンカの2020もその点物凄いです。
改めてですが、グレナディアガーズの馬体は素晴らしいです。低重心の馬体ながら顔立ち、全体的なバランスにおいても相当良いです。レディイヴァンカの2020も引けず劣らずであります。

それでは次に測尺です。こちらも同じように比較します。

◾️レディイヴァンカの2020
・体高:153.0  ・管囲:21.1
・胸囲:181.0  ・体重:469

◾️グレナディアガーズ
・体高:151.0  ・管囲:20.7
・胸囲:171.5  ・体重:423

◾️ミスエルテ
・体高:152.0  ・管囲:19.6
・胸囲:167.5  ・体重:395

◾️ソウルスターリング
・体高:152.0  ・管囲:20.0
・胸囲:173.0  ・体重:436

レディイヴァンカの2020はこの中で最も大型の馬体のようです。胸囲180以上は相当なものです。少なくとも馬体不足による不安はありませんので、馬体・測尺とも推奨に値すると考えます。

血統

◾️レディイヴァンカの2020

サンデーサイレンスやHaloの血は全くありません。父母間のクロスはMr. Prospector5×5のみ特徴的な部分として母父にTiz Wonderfulの配合があることです。Tiz Wonderfulはコマンドラインとアルジャンナと共通。一つ下のTiznowはコントレイルにも配合があります。共にこの3頭はディープインパクト産駒ですので特に意味はないのですがいずれにしても日本競馬会で相当な活躍を見せておりますので、日本馬場への適正は大いに期待できます。

その他Frankel産駒と比較していきます。

◾️モズアスコット
∟父母間クロス:Northen Dancer4×5×5×5、Mr. Prospector5×4

◾️グレナディアガーズ
∟父母間クロス:Mr. Prospector5×5×5、Blushing Groom5×5

◾️ソウルスターリング
∟父母間クロス:Northen Dancer4×5×5

◾️Hurricane Lane(ハリケーンレーン)
∟父母間クロス:Northen Dancer4×5×5×5

◾️Cracksman(クラックスマン)
∟父母間クロス:Northen Dancer4×5×5×5×5、Danzig4×4、Special5×5

◾️ミスエルテ
∟父母間クロス:Mr. Prospector5×4

急ではありますが世界で活躍するFrankel産駒ハリケーンレーン(英国ダービー3着、愛国ダービー1着、凱旋門賞3着)、クラックスマン(英国ダービー1着、愛国ダービー1着)も一緒に比較対象に入れました。まとめとしては以下の通りです。

①父母間でMr. Prospectorクロスがある
②父母間でNorthen Dancerクロスがる
③6代目以降でNorthen Dancer配合がある(Vice Regent、Storm cat等)
④別路線でヘネシー、Mousunの配合は有効である

レディイヴァンカの2020は①③④に該当しています。ヘネシーの配合がある成功例はモスアスコットとミスエルテがありこの点共通しているのが心強い所であります。
それにしても世界で活躍するFrankel産駒のクロスについては多重過ぎて物凄いことになっていますね。日本から外国での活躍馬を出そうと思ったら、これくらい多重でのクロス馬を送り込むのも一つ良いのではと思う次第であります。

その他

Frankel自体ですが競走馬時代の馬体は以下の通りです。

迫力が物凄いですね。成績も以下の通り強烈です。

この上で種牡馬としても成功しているのですから本当にすごい馬だと思います。

また母レディイヴァンカ自身ですが米国でダート2歳牝馬G1スピナウェイステークスを制覇しております。実際のレース映像は以下の通りです。

Lady Ivanka – 2017 Spinaway Stakes

スピナウェイステークス勝ち馬ですが過去に遡るとコンドコマンド(コマンドライン/アルジャンナの母)やスウィートリーズンなどがおり、ノーザンファームとしてはこういったところを戦略的に導入しているようですね。

母レディイヴァンカがスピナウェイステークスを勝った際の写真ですが、レディイヴァンカの2020は母の面影を強く感じます。日本競馬会で歴史に残るような活躍に期待しています。

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