【POG】【振り返り】8/82歳戦状況(ステルナティーア/リブースト)

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【2019年度産駒推奨】

本日東京オリンピックが終わりました。あっという間に終わってしまったという印象です。日本開催であるためこれまでのオリンピックよりも生で見る回数が増えると思いましたがほとんど夜間放送のハイライトでの視聴でした。日中仕事ですもんね。無観客オリンピック開催は初であり本当はもっと盛り上がったんだと思います。陸上競技の男子100m決勝など本来大歓声の中で実施されるものですが、サラッと終わってしまった印象でした。競馬もそうですがやっぱり人の歓声が欲しいところであります。

本日は2レースを振り返ります。

新潟6R:新馬戦芝1600m

勝ったのは以下記事で紹介しましたステルナティーアでした。

強かったですね。ステルナティーアだけ次元が違いました。直線を向いた段階ではまだ中断より若干後ろの位置でしたが福永騎手の手綱に導かれ勝利。2着には3馬身差をつけています。それでもまだ本気で走っているようには見えませんでした
先ほど紹介した記事で「ロードカナロア産駒は活躍条件として馬体重450kg以上あることが必要」と述べておりましたが、ステルナティーアは446kgでした。やはり母ラルケットの偉大な力のおかげなのでしょうか。

また勝ち時計ですが、1:36:0(上がり3F32.0)でした。

先日フォラブリューテの結果をまとめたこの記事で新潟競馬場芝1600mの新馬戦の時計をまとめています。
レコード連発の現在の新潟競馬場の高速馬場から言えばステルナティーアの今回の全体の時計は若干見劣りします。ですが上がり3Fは相当優秀です。あの新潟2歳Sを勝ったウーマンスハート級であります
非常に将来性を感じる内容でしたので今後も期待します。現在木村厩舎→岩戸厩舎に移っておりますが全く影響無しですね。

あとは一緒に出走したアルトシュタット結果4着でした。

見せ場は沢山ありました。川田騎手は完璧に乗りこなしていたと思います。直線に入った段階で先頭に立ちますが他馬の勢いには及びませんでした。走破時計も1:37:0(34.3)。重賞馬級とはいきません。
安田翔伍厩舎×ロードカナロア産駒のPOG期間勝ち上がり率が55.5%ですのでこの懸念材料が祟ってしまいました。
レースを見る限り、先行力はありますので、右回りの競馬場の芝1200mなどに距離短縮すると才能を開花させる可能性があると思いました。

新潟5R:新馬戦芝2000m

勝ったのは以下の馬です。

リブースト(牡)
 ∟父:ハービンジャー
 ∟母:ディオジェーヌ
 ∟生産:ノーザンファーム
 ∟厩舎:佐々木厩舎 

レースですが私は強烈な印象を受けました。直線に向いた時に「口むきの悪さ」を見せながらも騎手の手綱に従い何度も路線変更し最後は馬群を縫って他馬をかわしました。騎乗の川田騎手のさばきの素晴らしさもさることながらリブーストの勝ち方は、すごく価値があるものだと感じた次第であります。

馬体はいいんです。全体的なバランスが素晴らしい。背中と腹回りの適度な平行線からトモへの流れが美しく、そのトモ自体の形もまた良いです。

この馬体からもリブースト自体は注目はしていたものの推奨記事は書きませんでした。兄弟馬及び母馬のPOG期間成績があまりに悪いからです。兄弟のデュークアックスですがPOG期間に出走すら出来ておりません。父はマジェスティックウォリアーですのでリブーストとは馬質がそもそも違ったのでしょう。

リブーストの勝利で良く「今年はハービンジャーの当たり年だ!」という言葉を目にします。私もそう思っておりますが現時点でどうなのか確認してみました。

◾️ハービンジャー×ノーザンファーム生産馬×母父ディープインパクトの2019年度産駒

・全8頭
・出走済:3頭
成績:3-0-1-0

※JRA所属馬に限ればアライバルとリブーストの2頭のみ。勝率100%

◾️ハービンジャー×ノーザンファーム2019年度産駒

・全26頭
・出走済:8頭
成績:3-1-2-2

※勝率37.5%。馬券対象率75%

確かに「当たり年」と称して良いのかもしれませんね。ノーザンファーム生産だけのくくりではありますが勝率37.5%。


ドゥラメンテ産駒牝馬の新馬戦勝ち上がり率が5.1%。ディープインパクト産駒の新馬戦勝ち上がり率が25%からすると相当優秀であります

勝っているアライバルにしてもリューベックにしても今回のリブーストにしても勝ち方が強いんですよね。

ただリブーストについては勝ち時計が2:03:7(上がり3F34.9)と遅く、前日開催のロードリライアブルの時計2:01:7(上がり3F34.8)からするとかなり見劣りします
新潟競馬場芝2000mの2歳戦の施行自体が少ないため比較が難しいですが、昨年の新潟2歳未勝利戦を勝ったフルネーズという馬の勝ち時計が2:03:9(上がり3F36.7)でその後活躍なし。リブーストの方が時計も内容も良いですがこの点は懸念材料であります。
(昨年ランドオブリバティも新潟新馬戦2000mに出走し勝っていますが不良馬場であったため比較無し)

ただ先ほど述べたハービンジャー産駒×ノーザンファーム生産×母父ディープインパクトの組合せの勝率は強烈であります。
来年以降この点注目しPOG選定を行なっていきます。

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