【POG】【推奨】ウィルパワーの2019(ラキエータ)

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【2019年度産駒推奨】



※2021/9/17追記分

ラキエータ(ウィルパワーの2019)今週9/15に最終追い切りを行いました。結果は以下の通り。

ラキエータは9/15栗東坂路で一番時計でした。最後はむしろ流しており余裕すら感じる内容です。他の馬の時計も確認しましたが一番良いです。勝ちは間違いないでしょう。
ただ9/8の調教が若干良くなかったです。

最後はかなり勢い付けるも13.1と伸びなかったです。これを見て厳しいと思ったのですが馬というのは見た目だけではないのでしょうか。9/15の調教はこの際と全く別馬です。いずれにしても坂路51秒台を連発出来るのですから素晴らしい事に間違いありません。

ラキエータは今週9/18 中京5レース芝1200m松山騎手で出走します。馬体重は410kg程度とかなり小柄です。キンシャサノキセキ産駒の中京競馬場芝1200mの成績について前回投稿分で記載しましたが、2歳戦限定で再度確認しました(JRA-VANデータが元。過去3年分実績)。

◾️中京芝1200m種牡馬別成績(2歳戦限定)

モーリスが一位です。中京はロベルト系強いですね。キンシャサノキセキも頑張っています。ただ今週は台風影響で開催自体危ういです。道悪限定で同条件で確認すると以下の通り。

◾️中京芝1200m種牡馬別成績(2歳戦限定:稍重、重、不良)

面子がガラッと変わります。キンシャサノキセキは道悪不得意なんでしょうか
それでは最後に騎手傾向を見ていきます。

◾️中京芝1200m騎手成績(2歳戦限定:稍重、重、不良)

松山騎手が一位。これは嬉しい要素です。川田騎手でも勝てていません。
ぜひ勝ちに行ってください。

推奨馬

ラキエータ(牝)
 ∟父:キンサシャノキセキ
 ∟母:ウィルパワー
 ∟生産:社台コーポレーション白老ファーム

 ∟厩舎:音無秀孝厩舎
 ∟馬主:シルクレーシング


マイルチャンピオンシップを制したインディチャンプの半妹です。インディチャンプですがPOG期間としては1勝クラス勝ち→毎日杯3着の成績です。
むしろその下のアウィルアウェイのほうが頑張っています。葵S3着、京王杯2歳S2着、ダリア賞1着となかなか良いです。ウィルパワーは繁殖牝馬としては優秀とは思うもミスパッション(牝:父ディープブリランテ)は未勝利、ヴィレンスクラフト(牝:父ダイワメジャー)は出走出来ずと全て問題無しということではありません。今回父にキンシャサノキセキを迎え、ウィルパワーとの配合がどうなのか確認していきます。

馬体

◾️ラキエータ

この見栄えで募集時馬体重が397kgだったのを見てPOG選定期間当初、候補から外していたことを思い出しました。

それしても測尺無視を前提とすればすごく好みの馬体です。重心は低め、顔つきも良く腹と背中の線から自然にトモに繋がっていきます。そしてトモの形は良く、皮膚の下に十分すぎるほどの筋肉が詰まっている様子です。

前足の筋肉がもう少し目立つ様子であればなおよかったですが、他の作りが良いことで不足点をカバー出来ていると思っております。

参考まに母ウィルパワーの兄弟の馬体も掲載も致します。

◾️インディチャンプ

◾️アウィルアウェイ

インディチャンプの馬体は強烈ですが、それでも兄弟似ていますね。ラキエータにはウィルパワーの血が馬体面でも受け継がれていることが分かります。馬体としては相当良い部類に属します

気になるのは先ほども述べた馬体重です。以下が募集時測尺。

◾️ラキエータ
・体高:144.5  ・管囲:19.0
・胸囲:167.0  ・体重:397

色々調べると馬体重が410kg前後になっているようです。そこまで馬体重は増加していないようです。スリーパーダのように300kg代でも新馬戦を勝てる馬がいるわけですからどこまで気にするべきか。いずれにしても懸念材料であることに変わりありません。

調教

前項で測尺についての懸念をのべましたが、馬体の見栄えと共に今回この馬を推奨したい理由として、9/2の栗東坂路調教が挙げられます。

時計といい動きの見栄えといい最高であります。とにかく力強く全身気鋭を感じさせる調教です。

ラキエータのこの調教時計はアウィルアウェイのデビュー戦時よりも上です。

栗東坂路の馬場がアウィルアウェイの際不良と差はありますが、それでもデビュー前でのラキエータのこの時計は推奨するに値すると考えます。

血統

母ウィルパワーですので特に説明不要なところではありますが、「父キンシャサノキセキ」としての相性を見ていきます。

◾️ラキエータ血統表

以前ターフドンナの2020についてまとめた記事の際に、イスランボニータの血統構成における母との相性想定を行なった際、同じフジキセキの子供としてキンシャサノキセキをまとめていました。

その際以下のような事を述べていました。

◾️出走済のキンシャサノキセキ産駒とイスラボニータ産駒の好走馬共通項

①母方にKingmanboの配合がある

②母方にDeputy Ministerの配合がある


③「①」「②」と別路線で母方にNorthern Dancerの配合がある(Lyphard、Danzigからの流れ)


④一部Halo、及びHail to Reasonのクロスがある

ラキエータはこの中で①のみが該当。出来れば③の要素まで欲しかったです。ただラキエータはIn Reality5×4のクロスがあります。これはイスラボニータ産駒のプルパレイと同じ配合です。

繰り返しですが母ウィルパワーである以上血統がどうのこうのと論じる意味は正直ないのですが、配合自体も好相性であり推奨するに値するものであります。

最後に

ラキエータは9月18日(土) 中京芝1200m 松山弘平騎手でデビュー予定。キンサシャノキセキで中京競馬場芝1200mと言えば、高松宮記念を思い出しますね。
以下データご覧下さい。

◾️中京競馬場芝1200m調教師ランキング

◾️中京競馬場芝1200m種牡馬ランキング

いいですね。デビューにあたり最高の舞台で戦えそうであります。応援します。

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