推奨馬
▶︎【馬名】エスタア
▶︎【父名】モーリス
▶︎【母名】ブチコ
▶︎【馬主】金子真人ホールディングス
▶︎【調教師】須貝 尚介
▶︎【生産者】ノーザンファーム
▶︎【誕生日】2022年2月4日
▶︎【生まれ順】第4子
エスタア(ブチコの2022)。
皆さまご存知の強力な牝馬「ソダシ」の半弟にあたるエスタア(ブチコの2022)の登場です。金子真人オーナーの馬は自己所有馬の交配の中から活躍馬が輩出される傾向が強いです。
母ブチコは2020年産駒から毎年モーリスとの交配を繰り返しております。間違いなく金子オーナーの意思だと思いますが、2021年産駒の全兄カルパは何とか未勝利から勝ち上がる状況で現時点で目立った活躍はありません。
これは「仮想」であったとしても、何かしらの成功イメージをお持ちでこの流れを組まれているのだと考えます。「成功」の前提条件がない中で4年連続モーリスは一般市民が想像し得ない何かがあるのでしょう。
そもそもこのシラユキヒメ一族が強烈で、ソダシ、ママコチャ、アマンテビアンコなど錚々たる面子。生まれた子供全てが走るわけではありませんがソダシを輩出した手前、母「ブチコ」は特注だと考えます。
馬体
見解
▶︎馬体写真無し
エスタア(ブチコの2022)の1歳時馬体はありません。ただし「優駿」5月号に馬体写真が載っておりました。これが見た目が非常にいいんです。
胴の長さは標準程度。ただ足長で全体的しスッキリした印象です。ただし前足付け根部分、肩周り、トモのボリュームと横幅、締まりなどいい点が多いです。正直2歳時馬体の評価はPOGまくれーんとしては相当高く考えております。
測尺評価(1歳時)
▶︎【体高】不明
▶︎【胸囲】不明
▶︎【管囲】不明
▶︎【体重】不明
エスタア(ブチコの2022)は完全に金子オーナー傘下にあるため1歳時データが無いことは当然のこと。ただし2歳時馬体重は480kgとのこと。そこでシラユキヒメ一族のデビュー時馬体重を調べて見ました。
ソダシ:472kg。ママコチャ:468kg。アマンテビアンコ:534kg。ハヤヤッコ:484kg。
カルパ:424kg。モロキニムーン:494kg。ブランシール:454kg。
シラユキヒメ一族で全てを挙げることは出来ておりませんが重賞を勝っている馬は全て460kg以上あります。全弟のカルパが勝ち上がりまでに時間を要した理由は容易に想像出来ます。前項で馬体について高く評価をしましたが、馬体重の意味でもエスタア(ブチコの2022)はシラユキヒメ一族の中でも狙い目であることがお分かり頂けると思います。
血統
▶︎【血統表】
エスタア(ブチコの2022)の血統構成を考察していきます。一旦モーリス産駒の血統構成における成功条件を整理します。
【モーリス産駒血統構成成功条件】
1:母方にMr. Prospector配合あり(Kingmambo、Unbridled’s Song、フォーティナイナーからの流れは最高)
2:母方にサンデーサイレンス配合あり3:母方にHalo配合あり
4:母方にDanzig配合あり
5:母方にLyphard配合あり
6:母方にNijinsky配合あり
7:母方にFairy King(≒Nureyev)配合あり
8月:母方にRoberto配合あり
9:母方にKris(Sharpen Up)配合あり
10:母方にSadler’s Wells配合あり
モーリスの血統構成の基礎はこの通り。こn上でエスタア(ブチコの2022)の該当は条件1、2、3、7。基礎はある程度該当。特に構成だけ見ればそれ以上も以下もなく語ることもありません。シラユキヒメ配合が優秀というところのみであります。
補足事項
エスタア(ブチコの2022)はどういった路線を歩んでいくのか不明ですが、「優駿」5月号コメントには「動きダイナミック。飛び大きい」と記載あり。途中説明した馬体重の兼ね合いから期待しかありません。
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