【POG】【推奨】ダノンタッチダウン(エピックラヴの2020)

スポンサーリンク
【2020年度産駒推奨】


推奨馬

ダノンタッチダウン(牡)
 ∟父:ロードカナロア
 ∟母:エピックラヴ
 ∟生産:ノーザンファーム
 ∟馬主:ダノックス
 ∟厩舎:未定


セレクトセール2021の1歳馬セッションで2億6400万円で落札されたロードカナロア産駒です。

母エピックラヴは以下の通りフランスで活躍した馬です。重賞でもいい成績を残しています。

また母エピックラヴと言えば何といっても2020年のホープフルステークス(G1)を勝ったダノンザキッドを輩出した優秀な繁殖牝馬だということです。子供の成績の成績は以下の通りです。

◾️ミッキーブリランテ(2016)
・父:ディープブリランテ
・POG期間成績
 ∟未勝利戦:1着
 ∟シンザン記念:3着
 ∟500万:1着

◾️オールザワールド(2017)
・キズナ
 ∟未勝利戦:1着
 ∟1勝クラス:3着

◾️ダノンザキッド(2018)
・ジャスタウェイ
 ∟新馬戦:1着
 ∟東京スポーツ杯2歳S:1着
 ∟ホープフルS:1着
 ∟弥生賞:3着

◾️クリスピノ(2019)
・ドゥラメンテ
 ∟サンデーレーシング で募集されるも骨盤の怪我により募集中止となる

POG期間勝ち上がり率100%だけでなく、重賞でも活躍出来ます。これだけでもPOG候補馬として選ぶ価値があります。

今の所、競走馬としてデビューした3頭は全てサンデーサイレンス系の父であります。2019年産駒のドゥラメンテ産駒の子が初のMr. Prospector系の父との配合だったのですが残念ながらデビューすることが無いようですので、父Mr. Prospector系種牡馬と母エピックラヴの効果はまだ分かりません。今回紹介する2020年度産駒はロードカナロアとの配合。どのような活躍が出来るか確認していきたいと思います。

馬体

ダノンタッチダウン(エピックラヴの2020)の馬体

2021年セレクトセール時(1歳馬セッション)時の馬体がこちら。

この2つはおおよそ同時期の写真ですが、下の写真はセレクトセール当日あたりのものですので下の方が最新に近いものと思われます。
馬体は「こじんまり」としています。全体的なバランスは良いと思いますがトモの張りはそこまでありません。強いて言えば前足の付け根部分の筋肉は良いと思います。前方への盛り上がりと肩から前足の付け根部分にかけて「たすき掛け」のような形状で筋肉の繋がりが見えます。前足で芝をかき込む姿が目に浮かびます
またセレクトセール2021時の実際の映像はこちらです。2時間5分あたりから開始します。

セレクトセール2021 生中継 1日目 1歳馬

このあとの成長がどの程度なのかによりますが現時点では「短距離〜マイル」までの馬といった印象ですが、下の写真では腹回りのボリュームも増し雄大さが出てきておりますので、2歳春にどのような馬体となっているか楽しみであります。

他ロードカナロア産駒活躍馬との比較

以下記事内の写真とで比較します。

同じく1歳時のアーモンドアイ、スティルヴィオ、ケイデンスコール、ヴァルディゼールの4頭と比較です。

やはりこの4頭の馬体は凄まじく素晴らしいと思います。胴の長さ、トモの形状もいいです。ダノンタッチダウン(エピックラヴの2020)の馬体はこの4頭と比べ見劣りします。強いて言えばエピックラヴの2020の馬体はヴァルディゼールに近いです。

このあとの成長具合で活躍の具合が変わってきますが、ダノンタッチダウン(エピックラブの2020)の2枚の写真から短期間で成長を感じますので現時点での見劣り具合でも問題ないかもしれません

血統

ダノンタッチダウン(エピックラヴの2020)の血統表

父母間クロス:Northen Dancer5×5、His Majesty5×5

母エピックラヴにはサンデーサイレンスの血がありませんロードカナロア産駒の活躍馬の多くは母方にサンデーサイレンスの配合があります
母方にサンデーサイレンス配合の無いロードカナロア産駒活躍馬と比較し血統構成の成功条件を満たしているか確認していきましょう。

母にサンデーサイレンスの血を持たないロードカナロア産駒活躍馬の血統表

◾️ダノンスマッシュ
∟父母間クロス:Northen Dancer5×4、Mr. Prospector4×4

◾️ダノンスコーピオン
∟父母間クロス:Northen Dancer5×4

◾️カレンモエ
∟父母間クロス:無し

この中でPOG期間中1番活躍しているのはダノンスコーピオンです。朝日杯FS(G1)で3着まできました。
この3頭を踏まえ、次項でまとめます。

母方にサンデーサイレンスを持たぬロードカナロア産駒活躍馬の共通項

以下まとめます。

①父母間でNorthen Dancerクロスがある
②母方にHalo及びHail to Reasonの配合がある
③母方にDanzigの配合がある
④母方にGrey Sovereignの配合がある

⑤母方にSadler’s Wellsの配合がある
⑥父母間でNorthen Dancerクロスが無い場合も5代目にNorthen Dancer系の血統配合がある

①〜⑥はとりあえず並べただけではありますが、まず①における父母間Northen Dancerクロスは重要な要素だと思います。唯一①がないカレンモエは新馬戦は勝ったものの1勝クラスで3着と2勝出来ていません。ダノンスマッシュとダノンスコーピオンは①を満たしておりPOG期間中2勝しています。

また意外だったのが②です。サンデーサイレンスを持たぬも結局HaloやHail to Reason配合があるのです。

ダノンタッチダウン(エピックラヴの2020)ですが、満たしているのは①③⑥です。ただしこれは5代血統表から読み取れることなのですが、6代目以降を見ると興味深いことが分かります。

◾️母エピックラヴの血統表

この通りエピックラヴの2020は6代目にNijinsky、Blushing Groom、そしてHail to Reasonに続くRobertoの配合があります。
別路線ではLyphardの配合もあり、日本競馬会での活躍馬に多く配合されている血が多くあることが分かります。

視野を6代目まで広げるとダノンタッチダウン(エピックラヴの2020)は①②③⑥を満たしていることが分かります
。特に血統配合としてダノンタッチダウン(エピックラヴの2020)は推奨出来ると思っています。

最後に

あとは厩舎がどこになるかという所です。個人的最有力は安田隆行厩舎だと思っています

また馬主であるダノックスはPOG期間の重賞勝ち馬を定期的に輩出しています。

◾️POG2007〜2008
・ダノンゴーゴー
 ∟ファルコンS1着

◾️POG2009〜2010
・ダノンシャンティ
 ∟NHKマイル1着、毎日杯1着

◾️POG2010〜2011
・ダノンバラード
 ∟ラジオNIKKEI2歳S1着

◾️POG2011〜2012
・重賞勝ち馬無し

◾️POG2012〜2013
・重賞勝ち馬無し

◾️POG2013〜2014
・重賞勝ち馬無し

◾️POG2014〜2015
・ダノンプラチナ

◾️POG2015〜2016
・重賞勝ち馬無し

◾️POG2016〜2017
・重賞勝ち馬無し

◾️POG2017〜2018
・ダノンプレミアム
 ∟サウジアラビアRC1着、朝日杯FS1着、弥生賞1着

◾️POG2018〜2019
・ダノンファンタジー
 ∟ファンタジーS1着、阪神JF1着、チューリップ賞1着
・ダノンチェイサー
 ∟きさらぎ賞1着
・ダノンキングリー
 ∟共同通信杯1着

◾️POG2019〜2020
・重賞勝ち馬無し

◾️POG2020〜2021
・ダノンザキッド
 ∟東京スポーツ杯2歳S1着、ホープフルS1着

こう見ると、基本的に牡馬が強いこと、おおよそ平均2年以内にはPOG期間重賞勝ち馬を出していることなどがいえます。

「POG2021〜2022」期間はダノンスコーピオンが活躍中。重賞勝ちまで至るのか見ものです。別記事でダノックス所有の オーマイベイビーの2020というバゴ産駒も紹介しています。POG2022〜2023はダノックスの年となるのか、楽しみであります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました