推奨馬
・オーマイベイビーの2020（牡）
∟父：バゴ
∟母：オーマイベイビー
∟生産：ノーザンファーム
∟厩舎：未定
∟馬主：ダノックス
2021年開催セレクトセールで1億3500万円で落札された馬です。バゴ産駒であります。アドマイヤテンバの2020、チューニーの2020に続き3頭目であります。
2019年産駒はよく「ハービンジャーの年」と言われますが2020年産駒はバゴの年と言われるような気がします。アドマイヤテンバの2020、チューニーの2020は牝馬ですがオーマイベイビーの2020は牡馬です。両性別クラシックで名を響かせる事に期待しています。
オーマイベイビーの2020は言わずと知れたステラヴェローチェの全弟。しかも馬主はダノックスという組み合わせ。当然現時点で厩舎は決まっていませんが、中内田厩舎や安田隆行厩舎や須貝厩舎などに決まった場合、相当な人気になると思います。
馬体
これがオーマイベイビーの2020の馬体です。
◾️ オーマイベイビーの2020
こちらの記事で記載した通り、バゴ産駒はクロノジェネシスをお手本として若干非力でも懸念する必要はないと記載しましたが、オーマイベイビーの2020はそれに反しかなり美しい見栄えです。胴の長さはもとより、背中と腹回りとの平行線も素晴らしい。トモの形もまだ未熟ではあるものの、その後の成長を期待させる美しい形であります。
セレクトセールの馬は測尺が一般公開はされていません。具体的にはどれくらいの大きさかは分かりませんが、以下Youtubeにアップされているセレクトセール時の動画をご覧下さい。まだ1歳ということはありますがそこまで大きくありません。その代わり、体は筋肉質であると分かるくらいいい動きをしています。
3時間52分30秒あたりからオーマイベイビーの2020の映像が流れます。
バゴ産駒状況
バゴ産駒ですが、有名なところで「ノーザンファーム生産のバゴは走る」とよく言われます。以下一覧記載します。
◾️バゴ産駒×ノーザンファーム生産馬成績一覧（3歳以上）
・クロノジェネシス
∟POG期間成績：クイーンC1着、桜花賞3着、優駿牝馬3着、アイビーS1着
・ステラヴェローチェ
∟POG期間成績：サウジアラビアRC1着、朝日杯2着、皐月賞3着、東京優駿3着
・ブラックバゴ
∟POG期間成績：ホープフルS3着、京成杯2着
・エグザルフ
∟POG期間成績：新馬戦1着、百日草特別3着
別途もう1頭シュエーンハイトという馬がおりますが出走していません。出走している馬に限定するとバゴ産駒×ノーザンファーム生産馬はPOG期間勝ち上がり率100％、且つ2戦目以降も特別競走及び重賞で連帯も可能ということになります。この流れが続けば相当なものです。
血統
オーマイベイビーの2020の血統表は以下の通り。
ステラヴェローチェ紹介時に記載した通り、父↔︎母間でクロスが多くHalo、Mr. Prospectorなど多数です。全兄弟が結果残していますので説明はここまでにします。
ダノックスについて
個人的にも好きな馬主です。ほぼ毎年POG指名に入れています。
ダノックス×ノーザンファーム生産馬の状況を確認するとPOG期間中活躍馬としては、ダノンファンタジー（阪神JF1着、チューリップ賞1着）、ダノンチェイサー（きさらぎ賞1着）、ダノンザキッド（ホープフルS1着）は記憶に新しいところですが、それ以外はあまり活躍していません。「ダノックスは2歳まで」なんという事も良く意見をしては目にします。
ダノンスマッシュもダノンプレミアムもダノンシャンティも全て非ノーザンファーム馬。この点もすごいと思います。
オーマイベイビーの2020はセレクトセールで1億3500万円で落札されたようです。
ダノックスはダノンチェイサーが落札価格2億7000万円、ダノンザキッドが1億800万円、ダノンファンタジーが9720万円。
「高額馬は走らない」というような風潮も払拭出来ています。本当にすごい馬主であります。
最後に
今回は兄弟馬ステラヴェローチェが既に走っているため特に推奨にあたり説明が不要で記事が薄くなってしまいました。
ただこの馬は恐らく来年度POGにおいて上位指名は必至であると思います。順調なる成長と、良い厩舎に恵まれることを祈っております。
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