【POG】【推奨】テリオスララ(シャンドランジュの2022)

スポンサーリンク
【2022年度産駒推奨馬】

推奨馬

▶︎【馬名】テリオスララ
▶︎【父名】シスキン
▶︎【母名】シャンドランジュ
▶︎【馬主】鈴木 美江子
▶︎【調教師】田島 俊明
▶︎【生産者】ノーザンファーム
▶︎【誕生日】2022年3月8日
▶︎【生まれ順】第4子

テリオスララ(シャンドランジュの2022)。
セレクトセール2023に5280万円で落札されたシスキン産駒です。

シスキンは2022産駒が新種牡馬デビューです。血統構成は後ほど解説します。シスキン自体ですが2020年のアイルランド2000ギニー(G1)を勝った馬です。レースの様子は以下の通り。

2020 Tattersalls Irish 2,000 Guineas – Racing TV


これは粘り強さと最後の自力が並みのものでは無いですね。このアイルランド2000ギニー(G1)の歴代優勝馬は錚々たる面子です。

Dubawi、シュネルマイスターを生んだKingman、ほかGleneagles、SpinningWorld、極め付けは1984年優勝馬のSadler’s Wellsでしょう。日本で活躍する馬の血が結集したようなラインナップです。その上での今回のシスキンは期待せざるを得ないですね。

またシャンドランジュという馬自体も非常に優秀。みやこステークス(G3)、ダイオライト記念(船橋:G2)を勝ったセラフィックコール、すみれステークスを勝ったサンライズアースなど出走した馬は全頭勝ち上がっております。先ほど述べた父シスキンといいかなりの好条件が揃った馬だと考えます。


馬体

見解

▶︎1歳時馬体

セレクトセール時の歩様動画です。
シスキン産駒の馬体がどうあるべきかは未知数ですが、テリオスララ(シャンドランジュの2022)の馬体は素晴らしいと思います。

全体のバランス良し。首の太さも十分あり前足付け根の筋肉、横幅あるトモと力強さがすごいです。また実際の歩様は首を上手く使い理想の歩き方です。後ろ足の伸びは良いですがもう少し前方まで稼働するようであれば完璧でしたがその点だけ不足を感じます。

とはいえ素晴らしいことに変わりありません。

測尺評価(1歳時)

▶︎【体高】157.5
▶︎【胸囲】178.0
▶︎【管囲】20.8
▶︎【体重】462kg


テリオスララ(シャンドランジュの2022)の測尺は全く問題ありません。

POG期間に活躍する馬の多くが「体高:150台、胸囲:170台、管囲:20以上」この値ですが、テリオスララ(シャンドランジュの2022)はこれらを全て満たしております。デビュー時には490kg前後の馬体になっているものと思われます。

血統

▶︎【血統表】

Screenshot


テリオスララ(シャンドランジュの2022)を語る上ではまず「シスキン」の血統構成を紐解く必要があるでしょう。

【シスキンの血統構成】
1:Unbridled’s Song配合
2:Seattle Slew配合
3:Danzig配合
4:ダンシングブレーヴ(Lyphard)配合
5:Gone West配合

【シスキン産駒推奨配合】
・配合1、2の適正から母方ハーツクライ配合
・配合3、4の適正から母方ディープインパクト配合

現時点ではこのように解釈しております。母父ハーツクライ、母父ディープインパクトというだけでなく将来的に出てきますキズナやリアルスティール、ジャスタウェイといった馬との配合もよいでしょう。更にはスワーヴリチャード、コントレイルであれば父母間でUnbridled’s Songのクロスが生まれ、すごい結果を生み出しそうな予感です。

話をテリオスララ(シャンドランジュの2022)に戻すと先ほど述べたハーツクライ、ディープインパクトといった配合はありません。それでも母父マンハッタンカフェにハルーワソングがあります。特にハルーワソングはマーティンボロやフレールジャックといったディープインパクト産駒を生み出し、シュヴァルグランといったハーツクライ産駒としても相性の良い血統です。かなりの粗い解釈ではありますがシスキン産駒が本当にディープインパクトやハーツクライと相性が良いのであればその2頭と相性の良い配合があれば成功するのではと考えました

補足事項

懸念事項は厩舎と馬主です。田島厩舎はレイハリアで重賞制覇経験がありますがそれ以外目立った成績がありません。馬主の鈴木美江子オーナーも地方重賞の優勝経験のみ。この点以外は推奨点しかなく判断に迷うところです。恐らくPOGでも指名者はほぼいないでしょう。ノーザンファーム産の牝馬は走りますので隠し球の1つとしておさえる価値はあると考えます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました