【追記】当週調教
フォラブリューテ(ブルーメンブラットの2020)の今週の調教映像が更新されました。最高です。単走ですが、時計以上の力強さを感じました。これは勝てそうですね。川田騎手とともに勝利楽しみにしております。
推奨馬
・フォラブリューテ(牝)
∟父:エピファネイア
∟母:ブルーメンブラット
∟厩舎:宮田厩舎
∟生産:ノーザンファーム
∟馬主:キャロットクラブ
私のブログでエピファネイア産駒は、シゲルイワイザケに続き2頭目であります。
エピファネイア産駒自体は好きなのですが、良い血統構成が何なのかまだ判断が付いておりません。且つPOG選定の際に「厩舎、血統、馬体、測尺」などを見ますが「これは揃っている」と言える馬が少なく、ただ結局活躍し後悔することが多いです。
そもそもシンボリクリスエス産駒で種牡馬入りしている馬が少なく、サンカルロやストロングリターンくらいですのでまだ未知な部分が多いと思います。
エピファネイアはデアリングタクトとエフフォーリアと2年連続でクラシックホースを輩出しているわけですから無視は出来ません。本日紹介する内容としては「推奨」と言いつつ、懸念点も記載していきます。
推奨点①:1週前調教
7月29日(木)の調教が素晴らしい内容だったようです。
セラフィナイト(3歳1勝クラス)、オヤノナナヒカリ(新馬)をそれぞれ7馬身半、4馬身追走し直線最内から楽な手応えでゴール前一気に2頭を置き去りしたようです。『美南W 良 馬なり余力。66.3→51.4→37.1→11.4』。
これだけ抜群にやれるなら本番でも切れ味だせそうであります。
推奨点②:キャロットクラブ所属エピファネイア産駒の傾向
あくまでPOG期間という事ではあるのですが、キャロットクラブ所属のエピファネイア産駒において、活躍馬が全部美浦厩舎所属馬になっているという事です。
◾️美浦所属代表馬
・エフフォーリア
∟鹿戸厩舎
∟POG期間戦歴:皐月賞1着、共同通信杯1着
・オーソクレース
∟久保田厩舎
∟POG期間戦歴:アイビーS1着、ホープフルS2着
・シーズンズギフト
∟黒岩厩舎
∟POG期間戦歴:フラワーS3着、ニュージーランドT2着、若竹賞1着
・フェルミスフィア
∟木村厩舎
∟POG期間戦歴:アネモネS3着、菜の花賞2着
栗東所属馬というと、クラヴェル(安田翔五厩舎)がおりますが新馬戦こそ勝ち上がったもののPOG期間中は1勝クラス2着1回のみ。カイザーライン(藤原厩舎)のような超良血馬もいましたが振るわずであります。
これが何故なのか全く分かりません。エピファネイア自体は角居厩舎の馬ですので関西馬。ただ子供はキャロットクラブ所属馬限定でいくと関東馬が走っているのであります。
つまりキャロットクラブのエピファネイア産駒は美浦所属馬から選ぶ方が期待値が高いという事になります。
懸念点①:馬体
過去活躍馬との募集時写真と見比べます。
◾️エフフォーリア
◾️オーソクレース
◾️シーズンズギフト
◾️フェルミスフィア
◾️フォラブリューテ
比べるとフォラブリューテは迫力が足りません。感覚の話ではありますがエピファネイア産駒というものは全体を見て「長方形型」の馬体がよく走る傾向にあります。フォラブリューテはその意味では長方形型にはなっておらずトモの迫力にも欠けます。
懸念点②:測尺
・エフフォーリア
体高:158 管囲:20.8
胸囲:176.5 体重:489
・オーソクレース
体高:156 管囲:20.0
胸囲:178.0 体重:455
・シーズンズギフト
体高:152.5 管囲:20.3
胸囲:176.0 体重:460
・フェルミスフィア
体高:150.5 管囲:19.6
胸囲:172.5 体重:420
・フォラブリューテ
体高:154.5 管囲:19.6
胸囲:176.0 体重:431
活躍馬に比べ小さいです。唯一フェルミスフィアがフォラブリューテより小さく走っている馬ですので、これを「懸念」と呼べるのかは何とも言えませんが、エピファネイア産駒は少なくとも1歳時馬体重450kg以上あるのが望ましいところだと考えます。
懸念点③:厩舎力
フォラブリューテ管理の宮田厩舎ですが、キャロットクラブの馬で過去1回も勝ち鞍がありません。デビュー済の馬は2頭だけですので例としては少ないですが、1勝もしていないのは相当気になるところであります。
最後に
今回は懸念材料の方が多いのですが、それでも推奨理由①+②の効能に期待します。
今週川田騎手で新潟競馬場でデビューとのこと。頑張ってほしいところであります。
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