今週は雨が降ったり止んだり、各種報道でも通常の予定を変更し災害の報道が多々ありました。(全く不謹慎ではありますが)競馬開催は無事開催。
それにしても今週は推奨馬が全敗であります。こういった事を先に見抜ける目を持ち、まったく注目されていない馬の勝ち上がりを予測し推奨出来る力を付けていきたいと思っております。
8/14:新潟5R芝1600m
推奨しているスノーグレースが出走しました。前回鼻出血でデビュー延期になりましたが思いのほか早めに復帰しデビューに漕ぎ着けました。
ただし結果は15着。どうしたもんでしょうか。見せ場もなく終わってしまいました。前回鼻血がでなければ運命は変わっていたと思います。確かにドレフォン産駒は牝馬実績無し+不良馬場不得意の事は以下記事で述べました。
これが祟ってしまったものと捉え、次走に期待であります。
そして勝ったのは友道厩舎のエピファネイア産駒「ミント」であります。馬体は以下の通り。
セレクトセール時の馬体です。今見返すと良いですね。私が以前から提唱する「エピファネイア馬体は長方形論」にハマっております。
調教も時計は良かったのですが騎乗者がかなり促しての時計であったために、推奨出来ませんでした。
友道厩舎さすがといったところです。
ミントはエピファネイア×母父ルーラーシップの組み合わせです。母父ルーラーシップ自体が珍しく、且つまた活躍の実績ありません。そもそもエピファネイア×母父ルーラーシップ自体がほぼありません。
デアリングタクトの登場によりエピファネイア×母父キングカメハメハが注目を浴びる傾向にある中、エピファネイア×母父ルーラーシップも活躍するのかもしれませんね。
8/14:札幌5R芝1500m
推奨するリンクスルーファスが参戦しましたが、ルメール騎手騎乗での期待値上昇とは裏腹に、最後の直線どんどん後退し結果5着。
以下記事でも書きましたがヘニーヒューズ産駒自体、牝馬の活躍がほぼありませんのでその時点で避けるべきだったのでしょうか。
勝ったのはモンゴリアンキングでした。Kingman産駒です。何となくレース前日からいやな予感はしておりました。『Kingman産駒×札幌1500m新馬戦』というのは昨年のシュネルマイスターと全く同じだからです。Kingman産駒について調べて見ると共通項がありました。
◾️モンゴリアンキング
◾️シュネルマイスター
◾️エリザベスタワー
共通して母方にSadler’s Wellsが配合されています。ただSadler’s Wells配合でも活躍していない馬もいるんですが全Kingman産駒からの選定を行う上で、これを覚えておけば一旦選定の絞り込みが可能であると考えます。外国で活躍するKingman産駒でも同じ傾向がありました。
2020年産のKingman産駒を探しましたが1頭もおらず。後に情報更新され追加されればまた紹介します。
8/15:小倉1R芝1200m
未勝利戦に以下記事で推奨しましたスタローンが参戦しました。
武豊騎乗で1枠1番というまたとないチャンスでしたが、結果は2着。
事前の調教が良くなく、レース自体もスタートが悪かったです。そこを武豊騎手が何とか2着まで持ってきました。現時点ではこれが精一杯かもしれません。
8/15:新潟5R芝1800m
POGでも大注目のダンデスヴューが参戦しました。結果は2着でした。
もう少し位置取りが前でもよかったのではと思える騎乗でした。馬自体は良く、「まだ勉強不足」といった印象です。母クロウキャニオンといえば新馬戦勝ちで有名ですが、2着になった馬がいないか確認しました。すると以下2頭が該当します。
・ボレアス
∟POG期間戦歴:2勝
・ベルキャニオン
∟POG期間戦歴:2勝(共同通信杯2着、ホープフルS2着、プリンシパルS1着)
母クロウキャニオンの子供は新馬戦を負けようが関係ないようです。色んな所で意見が挙がっているようですが、レース運び+位置取りの問題が今回の結果に大きく影響していると思っています。早急に仕切り直しし秋の中京あるいは阪神で本領発揮とお願いしたいところであります。
8/15:小倉5R芝2000m
推奨馬のスパイダーバローズが出走しましたが結果は3着。
昨日以下レッドランメルトの記事で『ハーツクライ産駒は2歳戦新馬クラスにおいて馬場状態により勝率に差があり、良馬場14%→稍重/重/不良9.1%まで低下する』と書いたことが、もろ祟った結果となりました。
中内田厩舎ですが、昨年グレナディアガーズで新馬戦敗退→未勝利敗退→未勝利勝ち→G1勝ちというとんでも無い流れの実績がありますので今回の敗戦をどう見るかという所です。ここままでは終わらないとは思っていますが前項ダンテスヴューほどの安心感は抱けない気がしました。
勝ったドグマですが素晴らしい末足でした。直線手応えが1頭だけ違いました。当記事で記載したスタローンと調教合わせていました。
外側の芦毛馬には先着を許すも真ん中のドグマも相当な手応えでしたので、これが本日の結果につながったのだと思います。
なおドグマの勝利で今年デビューのキタサンブラック産駒はコナブラックに次ぐ2勝目。血統などの共通項がないか色々確認しましたが、ほぼ無し。キタサンブラック産駒の読み方はまだ分かりません。取ってつけたような共通項では母方にHail to Reasonの血がある事だけです。引き続き検証を続けます。
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