推奨馬
▶︎【馬名】未定
▶︎【父名】エピファネイア
▶︎【母名】ミッキーチャーム
▶︎【馬主】不明
▶︎【調教師】中内田 充正
▶︎【生産者】三嶋牧場
▶︎【誕生日】2022年2月1日
▶︎【生まれ順】第2子
ミッキーチャームの2022。
POGまくれーんにて久々に非ノーザンファーム、非社台ファームの馬を推奨します。
POGまくれーんとしては特に1歳時の馬体や測尺を判断基準の軸として採用していることからミッキーチャームの2022を推奨にするにあたり他馬と同等の情報が集められません。ただし良血馬であることから各POG本でも軒並みとりあげられています。
三嶋牧場といえばダノンキングリーやメイショウベルーガが思い浮かぶとことですが2024年の天皇賞春をテーオーロイヤルが制したこともあり注目度も高まっていると思います。
馬体
見解
▶︎2歳時馬体(三嶋牧場Youtube)
三嶋件一郎取締役のミッキーチャームの2022についてのインタビューです。左上に馬体写真があります。各POG本の写真とは若干異なるように見えます。馬体はエピファネイアらしさ満載の長方形型です。これはいいですね。
「操縦性が高い」「従順である」「三嶋牧場で一番手だ」と相当な高評価。三嶋氏も自信満々のようです。
各POG本の2021年産駒ミッキースピネル(ロードカナロア)と今回のミッキーチャームの2022のコメントと見比べましたが、驚くほどコピーのような文言が並んでいました。良く言えば同等評価ですが、一点異なるのはミッキーチャームの2022は移動が早いとのこと。
ミッキースピネルの馬名登録は非常に遅くそれはPOG選定期間から明らかになっていたことですのでミッキーチャームの2022はより良い状態なのでしょう。
測尺評価(1歳時)
▶︎【体高】不明
▶︎【胸囲】不明
▶︎【管囲】不明
▶︎【体重】不明
1歳時のデータはありませんので割愛します。
血統
▶︎【血統表】
ミッキーチャームの2022の血統構成を考察していきます。一旦エピファネイア産駒の血統構成における成功条件を整理します。
【エピファネイア産駒血統構成成功条件】
1:父母間でサンデーサイレンス4×3、Hail to Reason5×5の構成がある
2: 父母間で「1」とは別路線でHaloクロスがある
3:父母間でSadler’s Wellsのクロスがある
4:父母間でNorthen Dancerのクロスがある
5:母方にDanzigの配合がある
6:母方にMr. Prospector配合がある
7:母方にKrisの配合がある
8:母方にトニービンの配合がある
9:母方にLyphardの配合がある
ミッキーチャームの2022が満たしているのは条件1、5、9です。そもそもエピファネイア×母父ディープインパクトの活躍馬は少なくPOG期間に限るとアリストテレスとオーソクレースくらいです。且つこの2頭に共通しているのは「ノーザンファーム生産馬であること」「母方にSadler’s Wells配合があること」これらがありますがミッキーチャームの2022にはこういったものがありません。
何か推奨出来るような要素がないか血統表を遡ったところDansiliの源流として7代目にNijinsky、Roberto、Blushing Groomの配合があります。特にRoberto配合は父方との共通点であり何らかの効果を発揮すると考えます。とはいえ血統構成における「弱さ」は懸念事項であります。
補足事項
ミッキーチャームの2022を推奨する理由が2歳時馬体、所属厩舎、三嶋取締役のコメントという曖昧なところでまとめておりますが、POGにおいてはこういった馬に手出しすべきか完全なことは言えません。
ノーザンファーム、社台ファーム生産馬は注目度も高く情報が比較的多いですがそれ以外の牧場生産馬ではそれはありません。またミッキーチャームの2022のような庭先取引の馬では余計に分かりません。
各牧場が全ての馬の1歳馬測尺データを公開してくれくれるようになれば、ノーザンファーム、社台ファーム生産馬以外にも、データを頼りに前向きな選定が出来るようになる気がします。
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