推奨馬
▶︎【馬名】ジェゼロ
▶︎【父名】サートゥルナーリア
▶︎【母名】ラルケット
▶︎【馬主】金子真人ホールディングス
▶︎【調教師】須貝 尚介
▶︎【生産者】ノーザンファーム
▶︎【誕生日】2022年2月10日
▶︎【生まれ順】第9子
ジェゼロ(ラルケットの2022)。
セレクトセール2022の当歳馬セッションで3億3000万円で落札された馬です。落札されたのは金子真人オーナー。金子オーナーは前日にラケダイモーン(ラルケットの2021)を落札されており2日連続でラルケットの子を落札されたことになります。ラルケットの子はサンデーレーシングをはじめとするクラブ所属馬になることが多かったため金子オーナーにとっては待ちに待った機会だったのでしょうか。
兄のレイデオロ産駒のラケダイモーン(ラルケットの2021)は成績は厳しいものでした。血統的にもレイデオロ×母ラルケットは相性良さそうに思えておりましたが難しいところです。
ただ今回のジェゼロ(ラルケットの2022)は間違いなくラケダイモーンを超えてくると考えます。
馬体
見解
▶︎0歳時馬体
ジェゼロ(ラルケット2022)は0歳時の動画しかあいませんが、0歳時から目を惹くものがあります。
全体的に筋肉量が豊富。またこの後ろ足の可動域がかなり大きく見えます。首も上下に稼働しており全身を無駄なく使えてる印象です。兄弟のスティルヴィオなど0歳時の馬体はどうだったのでしょうか。ラルケットの子で最も良い成績を残したスティルヴィオの馬体は1歳時から非常に雄大で胴長、美しさも兼ね備えておりました。ジェゼロ(ラルケットの2022)の馬体はネット上で一部公開されておりますが綺麗な立ち姿を早く見たいものです。
測尺評価(1歳時)
▶︎【体高】不明
▶︎【胸囲】不明
▶︎【管囲】不明
▶︎【体重】不明
ジェゼロ(ラルケットの2022)は1歳時測尺データはありません。
0歳時のこの馬体で馬体重は245kg。0歳時のセレクトセール上場馬の馬体重がおおよそ200kg〜250kg前後ですのでおおよそ標準と言えます。ある程度馬格のある馬になる事が期待されます。
血統
▶︎【血統表】
ジェゼロ(ラルケットの2022)の最大の魅力は血統構成にあります。サートゥルナーリア産駒の血統構成をどう解釈するのか重要な鍵となると思いますがPOGまくれーんとしては次のような予測を立てています。
【サートゥルナーリア血統予測】
1:ロードカナロア産駒成功条件との共通項があるか
2:エピファネイア産駒成功条件との共通項があるか
3:母方にサンデーサイレンス配合があるものは優先する
当たり前な内容ですがこの3点としました。そもそもラルケットの子は父ロードカナロアで優秀な成績をおさめているため、ロードカナロア配合のあるサートゥルナーリアとの相性の良さを疑う必要はないでしょう。
何よりも母父ファルブラヴです。ロードカナロア産駒との相性は抜群であり、別母の同じ配合のグラウンドビートという馬を確認しましたがPOG期間でダート2勝を挙げています。
ラルケットの子という観点でいくとロードカナロアを父にすえると必ず勝ち上がっています。ジェゼロ(ラルケットの2022)も勝ち上がりは当然。その先にある重賞連帯以上は高確率で実現出来るものと考えます。
補足事項
ジェゼロ(ラルケットの2022)の懸念点は「第9子」である点にあります。POG期間の活躍馬はおおかた第5子以内におさまっていることがほとんどです。当然それを超えている馬もる程度いますがここは見ておくべき点です。
ジェゼロ(ラルケットの2022)の2歳時の立ち姿や調教時計がそういった不安を払拭する程度のものであった場合、指名をするべき存在であると考えます。
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