推奨馬
▶︎【馬名】ビリングス
▶︎【父名】フィエールマン
▶︎【母名】トレジャーステイト
▶︎【馬主】シルクレーシング
▶︎【調教師】手塚 貴久
▶︎【生産者】ノーザンファーム
▶︎【誕生日】2022年2月23日
▶︎【生まれ順】第4子
ビリングス(トレジャーステイトの2022)。
2022年産駒で初登場のフィエールマン産駒から推奨馬を挙げます。近年新種牡馬からの重賞勝利馬が毎年出ております。
「ディープインパクト産駒」の種牡馬は数頭いますがどの馬も初年度は狙い目です。以下参考までに一覧を挙げます。
【ディープインパクト産駒種牡馬の初年度活躍馬】
・ミッキーアイル
▶︎メイケイエール(小倉2歳ステークス、チューリップ賞などPOG期間重賞3勝)
・キズナ
▶︎ディープボンド(POG期間は京都新聞杯勝利)
▶︎マルターズディオサ(POG期間はチューリップ賞勝利)
▶︎ビアンフェ(POG期間は函館2歳ステークス、葵ステークスなど重賞2勝)
▶︎アブレイズ(POG期間はフラワーカップ勝利)
・リアルインパクト
▶︎ラウダシオン(POG期間はNHKマイル勝利)
・サトノダイヤモンド
▶︎サトノグランツ(POG期間は京都新聞杯勝利)
▶︎シンリョクカ(POG期間は阪神ジュベナイルフィリーズ2着)
・アルアイン
▶︎コスモキュランダ(POG期間は弥生賞勝利)
・リアルスティール
▶︎オールパルフェ(POG期間はデイリー杯2歳ステークス勝利)
・ダノンバラード
▶︎ナイママ(POG期間は札幌2歳ステークス2着)
このようにディープインパクト産駒の種牡馬はダノンバラード以外は全て種牡馬初年度産駒で重賞勝利馬を輩出しております(サトノアラジン産駒はいまだ重賞勝利無し)。2年目以降の重賞勝利は産駒により差はありますが、初年度産駒という視点は、POG選定において有効なデータと言えると考えます。
馬体
見解
▶︎1歳時馬体
ビリングス(トレジャーステイトの2022)は本当に馬体が素晴らしいです。
若干首が前傾姿勢といいますかアーチを描いているように見える部分は気になりますが、全体のバランス、トモの筋肉量など重賞勝利を予感させる見た目です。
シルクレーシングの募集動画を見ましたが、後ろ足の伸びが良く筋肉の伸縮具合も好印象でした。歩幅は相当なものになると思います。
測尺評価(1歳時)
▶︎【体高】157.0
▶︎【胸囲】172.5
▶︎【管囲】20.5
▶︎【体重】431kg
ビリングス(トレジャーステイトの2022)の測尺は全く問題ありません。
POG期間の活躍馬の多くが『体高→150台、胸囲→170台、管囲20以上』となっておりますがビリングス(トレジャーステイトの2022)全て満たしております。
兄弟のピースオブエイトですが体高が149と満たしておりませんでしたが毎日杯(G3)勝利。ビリングス(トレジャーステイトの2022)は全部揃っているわけですから兄弟以上の走りは期待出来ます。
血統
▶︎【血統表】
ビリングス(トレジャーステイトの2022)はフィエールマン産駒の初年度産駒ですので成功条件は現時点でありません。ただディープインパクト産駒の種牡馬にある程度共通する項目を見ていけば良いと考えます。一旦POGまくれーんなりのフィエールマン産駒必要条件を並べてみます。
【フィエールマン産駒血統構成成功条件】
1:Lyphard配合あり
2:Mr. Prospector配合あり
3:Danehill(Danzig)配合あり
4:Sadler’s Wells配合あり
5:Halo配合あり
ビリングス(トレジャーステイトの2022)は条件1、2、3、4を満たしています。特にLyphard配合、Danzig配合は良いと考えます。血統構成も十分推奨に値するでしょう。
補足事項
術歴は特に無し。
母トレジャーステイトですがこれまでスクリーンヒーロー、ダイワメジャー、サトノアラジンと主力ではない種牡馬との交配が続いておりました繁殖牝馬としての評価が低いのか何とも言えないところです。
またフィエールマン産駒の気になるとこととしてはフィエールマン自身がPOG期間重賞勝利、あるいは連帯経験がないことです。これはディープインパクト産駒の種牡馬でで唯一重賞勝利馬を出せていないサトノアラジンと共通。フィエールマンの活躍はサトノアラジンの比ではありませんので気にする必要はないかもしれませんが懸念点として記載しておきます。
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