推奨馬
▶︎【馬名】エリカマルセイユ
▶︎【父名】キズナ
▶︎【母名】ティズウインディ
▶︎【馬主】三木 正浩
▶︎【調教師】友道 康夫
▶︎【生産者】酒井牧場
▶︎【誕生日】2022年3月15日
▶︎【生まれ順】第4子
エリカマルセイユ(ティズウインディの2022)。
牡馬は「ジャスティン」、牝馬は「エリカ」の冠名で有名な三木正浩オーナーの所有馬です。先にお伝えしておくと、エリカマルセイユ(ティズウインディの2022)の情報はほぼありません。POG本にも掲載については「黄色本」については途中名前がありで巻末の索引にも記載はあり。「赤本」はといいますと途中名前はあるが巻末索引に記載無しと異常な状態。
当然注目度も極端に低いのだと思いますし、情報が無さすぎでPOG選定にもリスクが大きい1頭ですが様々な要素から「夢」が大きい1頭と考えます。
まず母ティズウインディですがアメリカで活躍した牝馬。2014年のインディアナオークス(G2:Indiana oaks)で勝利しております。母ティズウインディは2019年にロールアップというディープインパクト産駒を送り出しPOG期間にデビュー戦から2連勝。ロールアップの馬主は石川達絵オーナーで調教師は中内田調教師でしたので相当期待されていたのでしょう。
その後ドゥラメンテ産駒、ハービンジャー産駒を輩出するも活躍無し。この点は血統構成における相性の悪さというだけで片付けて良いと考えます。
そして今回のエリカマルセイユ(ティズウインディの2022)。生産は酒井牧場。ダイアトニックやココロノアイといった活躍馬を送り出していますが、三木正浩オーナー所有の酒井牧場生産馬はただ1頭存在しそれが京都2歳ステークス(G3)を勝ったジャスティンロックです。また三木正浩オーナーと友道康夫調教師の相性も非常に良くジャスティンパレス、ジャスティンスカイと協力なタッグということが分かります。
繰り返しではありますが情報が少なすぎてリスクは大きいですが「夢」、「冒険枠」で1頭POG選定をされたい方にはおすすめの要素が満載です。
馬体
見解
▶︎無し
エリカマルセイユ(ティズウインディの2022)の馬体写真はありません。
測尺評価(1歳時)
▶︎【体高】不明
▶︎【胸囲】不明
▶︎【管囲】不明
▶︎【体重】不明
エリカマルセイユ(ティズウインディの2022)の測尺情報はありません。
血統
▶︎【血統表】
エリカマルセイユ(ティズウインディの2022)は血統構成に良い要素と悪い要素が織り混ざっております。
まずはキズナ産駒における成功条件を整理します。
【キズナ産駒成功条件】
1:5代目以内にHalo配合あり
2:5代目以内にNorthen Dancer配合あり
このうちエリカマルセイユ(ティズウインディの2022)は条件を全く満たせておりません。キズナ産駒のPOG期間成功馬としては当条件はほぼ必須に近いものです。この条件を満たしておらずある程度成功しているキズナ産駒はグランベルナデッド(忘れな草賞勝利)くらいしかおりません。
ただそれ以外がかなり良いです。母のティズウインディの血統構成はコントレイルの母ロードクロサイトに近い内容です。Tiznow配合は完全に共通。そこから父母間でLyphardクロスが成立しています。
また母ティズウインディはUnbridled’s Songの元のUnbridledを配合しています。Unbridled’s Songは母方にトニービンと同じCaro(Grey Sovereign)の配合がありこれが活躍馬を多数輩出する源なのだと思いますが、エリカマルセイユ(ティズウインディの2022)にもそれに近い要素を持っているということです。他にもSeattle Slew配合もあり興味深い構成です。
正直なところ母ティズウインディはディープインパクトとの交配の方が相性は良いでしょう。ただしキズナ産駒としても悪いとは思いません。POGまくれーんが提唱するキズナ産駒条件を満たしていないため懸念はありますが、「夢」ある構成だと考えます。
補足事項
今回はここまでとします。
エリカマルセイユ(ティズウインディの2022)の情報入り次第、記事を更新しお知らせします。
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