推奨馬
▶︎【馬名】ショウナンバルドル
▶︎【父名】ブリックスアンドモルタル
▶︎【母名】アウェイク
▶︎【馬主】国本 哲秀
▶︎【調教師】須貝 尚介
▶︎【生産者】ノーザンファーム
▶︎【誕生日】2022年3月29日
▶︎【生まれ順】第4子
ショウナンバルドル(アウェイクの2022)。
セレクトセール2022に「ショウナン」の冠名のが国本哲秀オーナーが3億4100万円で落札した高額なブリックスアンドモルタル産駒です。POGまくれーんとしてブリックスアンドモルタル産駒を扱うのは初めてのことです。
ブリックスアンドモルタル産駒は2021年生まれが初年度産駒であり現時点でJRA、地方重賞あわせて3頭の重賞勝利馬を送り出しています。とはいえショウナンバルドル(アウェイクの2022)はそういった活躍を見る前に落札されているわけですから3億円超えは相当な評価だと思います。ブリックスアンドモルタル産駒は2022年産駒でも活躍するのでしょうか。社台ファームは種付けにおける繁殖牝馬の質を見る限り相当な期待を寄せているように思えますし無風で終わることはないものと考えますが、恐らく活躍馬はほんの一握りでありそれを見抜けるかだと考えます。
馬体
見解
▶︎0歳時馬体
セレクトセール時の歩様動画です。0歳時のものですので評価は非常に難しいですが、この時点で馬体重は238kgあるようです。同時期の0歳馬の馬体重はおおよそ200kgから230kg程度のようですので標準程度と言えます。歩様の様子を見る限りは相当な筋肉が備わっているように思えます。2歳時の馬体を確認し最終判断を行うこととします。
測尺評価(1歳時)
▶︎【体高】不明
▶︎【胸囲】不明
▶︎【管囲】不明
▶︎【体重】不明
この点はデータ無しですので省略します。
血統
▶︎【血統表】
ショウナンバルドル(アウェイクの2022)の最大の魅力は血統構成です。ブリックスアンドモルタル産駒の血統構成における成功条件を整理するにあたり重賞勝利経験にある3頭の血統表も並べます。
▶︎イーグルノワール
▶︎アンモシエラ
▶︎ゴンバデカーブース
この3頭の血統構成を次のように整理します。
【ブリックスアンドモルタル産駒血統構成成功条件】
◾️必須条件
・父母間Robertoクロスが成立していること
・母方にサンデーサイレンス配合があること
◾️強化条件
・父母間Seattle Slewクロスが成立していること
・母方にNureyev配合があること
・母方にMr. Prospector配合があること
・母方にLyphard配合があること
あくまでPOGまくれーんの見解ではありますがブリックスアンドモルタル産駒の血統構成については「必須条件」と底上げをする「強化条件」の2つに分けて整理しました。
「必須条件」としたのはブリックスアンドモルタル産駒の重賞勝利馬3頭に完全に共通していたためです。2021年生まれのブリックスアンドモルタル産駒でこの条件を満たしていながら1勝止まりの馬もいますが、POG期間勝ち上がりはしているので期待できる条件ではあると思います(条件を満たさずに2勝している馬もいます)。
ショウナンバルドル(アウェイクの2022)は「必須条件」を見たしており、「強化条件」の中でもMr. Prospector配合とLyphard配合あり。ブリックスアンドモルタル産駒がStorm catを種とする種牡馬であることから、そもそも母父ディープインパクト産駒との相性自体がいいのかもしれません。
2022年度産のブリックスアンドモルタル産駒を大方調べたのですが、意外に「必須条件」を満たしている馬が少なく、その中でもセレクトセールで高額落札されたショウナンバルドル(アウェイクの2022)が条件を満たしていたため推奨することとしました。
補足事項
ショウナンバルドル(アウェイクの2022)は馬名が決まっているため生存は間違いないと思いますが厩舎も未定、2歳時の馬体も分かりませんので情報が出揃ってからの最終はんだんをお願いします。
先ほど記載したPOGまくれーんのブリックスアンドモルタル産駒血統論ですが、結局条件を満たしていない「母父キングカメハメハ」の子だったりが打破してくる可能性も大いにありますので動向は注視していきます。
ただし現時点でショウナンバルドル(アウェイクの2022)は2022年度産駒のブリックスアンドモルタルの中でも最高の血統構成であると考えます。
※20203年4月23日追記:須貝 尚介厩舎と判明。
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