推奨馬
・アスクワイルドモア
∟父:キズナ
∟母:ラセレシオン
∟生産:社台ファーム
∟厩舎:藤原厩舎
アスクワイルドモア(ラセレシオンの2019)について、過去記事で一度紹介していました。
別記事:「【POG論】キズナ産駒の当たりを見つけたい」で記載したキズナ活躍馬はHalo4×4、4×5の傾向にあることを示した中にサラっと一言この馬を記載しておりました。
調教
アスクワイルドモア(ラセレシオンの2019)の調教ですが、なかなか良いです。
気持ちよく抜け出し無理もしていない様子です。藤原調教師の評価もそこまで高くは無かったようですが、函館で動かしているうちに著しく良化している模様。
参考までに7月開催の函館芝1800mで好走した馬の函館芝追い切りの画像がこちら。
・アルナシーム
∟7/4開催函館芝1800m1着
・ブラックボイス
∟7/4開催函館芝1800m2着
・ソダシ
最後急にソダシは比較するにはあんまりかもですがあえて載せて見ました。
アスクワイルドモアの5Fは若干遅いもののそれ以外の時計はほぼ同じ(若干良いくらい)。見た目の良さも相待って期待できると思いました。
にしてもソダシですが牝馬で且つこの4つの画像の中で唯一「やや重」での調教で一番良い時計。やっぱG1馬はもともと力量が違ったのですね。
馬体
アスクワイルドモア(ラセレシオンの2019)の馬体がこちら。
2021年開催千葉サラブレッドセールで2番目の高額落札された馬のようです。悪くはないですが、ここはそこまで強調材料にならないと考えます(今現在の成長している姿が見てみたいです)。
キズナ産駒の母方傾向
当記事にも記載の通り、キズナはHalo4×4、4×5血統構成が有効で且つアスクワイルドモアもそれに該当しますが他に強調材料がないか確認してみました。
・マルターズディオサ
∟母:トップドーラ
∟母現役成績:ダート3勝
・クリスティ
∟母:ホワイトアルバム
∟母現役成績:ダート2勝
・ソングライン
∟母:ルミナスパレード
∟母現役成績:ダート3勝
この通り母馬がダートで複数勝利の実績があることです。これは取ってつけたような理由かもしれませんが、キズナ産駒はこの傾向が多いように思えます。
アスクワイルドモアの母ラセレシオンもダート3勝。
その他
・藤原調教師×キズナ産駒
確認すると、2018年産駒のエイカイファントム1頭のみのようです。意外でした。未勝利勝ち上がりのみで、強調材料無し。
・キズナ産駒×社台ファーム生産
2018年度産駒まででいうと、12頭しかいません。これも意外でした。
・エグレムニ
∟POG期間実績:秋明菊賞1着
・ケヴィン
∟POG期間実績:若駒S1着
・スーパーホープ
∟POG期間実績:デイリー2歳S3着
悪くは無さそうです。今回アスクワイルドモアは藤原調教師×武豊騎手騎乗ですので、良い結果が期待できるとは思っております。
ただ…….。
アスクワイルドモアとフォアランナーと同じレースにこれに引けを取らない調教の馬がいます。
・レッドマグノリア
∟父:ディーマジェスティ
・ポリッシュキッス
∟父:ハービンジャー
特にこのポリッシュキッスは調教時計はんぱないです。
ただ調教がよくてもその背景にある要素についてはそこまで良いと思えず、今回アスクワイルドモアを推奨しました。
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