毎年、私は牡馬選択に目が行きがちで牝馬がおざなりになりがちです。昨年のソダシ、アカイトリノムスメ、ユーバーレーベン、アールドヴィーヴルも見れていませんでした。
「今年こそは」とみていたのですが別記事で紹介しましたダノンソフィアとあと1〜2頭というところであまり選べませんでした。その中で素晴らしいと感じた牝馬がおります。
【8/12追記】新馬戦当週調教
当記事を最初に作成した際、ダート目標だと報じられていましたが8/14札幌芝1500mにルメール騎手で出走することになりました。非常に心強いです。調教の様子は以下の通り。
稍重の芝だったためか時計は目立ちません。もう少し力強さや切れ味が見えると良かったのですが、少なくとも併せ馬よりは余裕を感じました。
そもそも札幌芝1500mの2歳戦でヘニーヒューズ産駒の実績が無さすぎて今回の結果が全く読めません。
そこで調教を比べます。2020年夏の札幌開催で2レース芝1500m開催がありましたのでその勝ち馬の調教の状況です。
◾️エイボンクリフ
◾️シュネルマイスター
シュネルマイスターはやはり良いですが、馬場状態は良での調教。これからするとリンクスルーファスは特に促しもせず記載の時計が出ているのですから、期待出来ると思いました。
シルクレーシング牝馬の中でPOG選定期間中1番期待していた馬です。本当にきたいしています。
推奨馬
・リンクスルーファス
∟父:ヘニーヒューズ
∟母:ランニングボブキャッツ
∟生産:ノーザンファーム
∟馬主:シルクレーシング
∟厩舎:手塚厩舎
朝日杯FSを勝ったアジアエクスプレス、マーチSを勝ったレピアーウィットの全妹です。シルクのホームページでも記載がありましたが、夏の(札幌?)ダートを目標にするようです。
馬体
推奨ポイントですがまず馬体です。
いや〜これは素晴らしい。馬体重500kg超えのようでこれは兄弟達もそうだったため許容。若干く首の長さが気になりますが前足から→腹回り→背中とのバランス→トモへの自然な流れ→迫力ある上向きトモ。極め付けは目が凛々しい。
ダートに拘らず是非とも芝でバシバシ使って欲しいです。
更には走りです。
シルクレーシングでノーザンファーム調教動画が公開されていますがこれが迫力満点。素人の私にでもチップが後ろに跳ね上がっているのが分かります。
ここまで褒めちぎりましたが、気になるところとしては、父ヘニーヒューズの牝馬というところです。
ヘニーヒューズ産駒代表馬
ここまで牡馬ばかり。しかもダート馬多いです。唯一の救いはアジアエクスプレスの存在。
まだ牡馬ばかり。タガノビューティーが出てきました。この馬もつよいですよね。
ヘニーハウンドが出てきました。POG期間で活躍しました。
結局ヘニヒューズ産駒での牝馬はサトノギャロスが最高獲得賞金。
厳しい状況であります。
ここは何とか手塚先生に何とかしてもらうしかありませぬ。手塚厩舎はワーケア・ユーバーレーベン・ウインマリリン・マルターズディオサなどPOG期間で牝馬をクラシック出走に導く可能性の高い厩舎であり、国枝厩舎とともに厩舎軸選定において重要要素であります。
また全兄のアジアエクスプレスを2歳G1制覇に導いたのも手塚厩舎。
ここは素直に信じたいと思います。
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