【POG】【推奨】デバッグ（ミスエリカの2022）

推奨馬

▶︎【馬名】デバッグ
▶︎【父名】ダイワメジャー
▶︎【母名】ミスエリカ
▶︎【馬主】山口　巧一郎
▶︎【調教師】栗田　徹
▶︎【生産者】ノーザンファーム
▶︎【誕生日】2022年3月25日
▶︎【生まれ順】第3子

デバッグ（ミスエリカの2022）。
母ミスエリカは赤松賞を勝ったミスヨコハマ（カレンブラックヒル産駒）。また水仙賞を勝ったクリスマスパレード（キタサンブラック産駒）など全頭POG期間2勝以上という驚異的な勝ち上がり率を誇る馬を輩出する優秀な繁殖牝馬です。

多彩な種牡馬との成功をおさめる中、デバッグ（ミスエリカの2022）はPOG期間に強いダイワメジャー産駒。とはいえデバッグ（ミスエリカの2022）はPOGの注目度は極端に低いとおもわれるところですが、これぞミスエリカの子の真打と言わんばかりの活躍を見せてくれるに違いないでしょう。

馬体

見解

▶︎1歳時馬体

デバッグ（ミスエリカの2022）の馬体を見ていきましょう。

ダイワメジャー産駒らしさの腹袋のボリュームなどを兼ね備えながら相当な筋肉量とともに、その筋肉は1歳時から締まりのあるものとなっています。

実際の歩様の様子をご覧頂くと分かりますが、首を上手く使えたいい動きをしており、後ろ足もかなり後ろに伸びており、トモの筋肉の伸縮具合がまさにお手本といったような素晴らしい動きです。動きだけで言えば今期トップクラスです。

測尺評価（1歳時）

▶︎【体高】152.5
▶︎【胸囲】170.1
▶︎【管囲】20.9
▶︎【体重】445kg

デバッグ（ミスエルテの2022）の測尺は全く問題ありません。

POG期間の活躍馬の多くが『体高→150台、胸囲→170台、管囲20以上』となっておりデバッグ（ミスエリカの2022）は全て満たしております。

兄弟のクリスマスパレードも1歳時には測尺条件の全てを満たしておりました。その上でクリスマスパレードは1歳時400kg。デバッグ（ミスエリカの2022）はそれを超える445kg。クリスマスパレード以上の活躍は間違いないと思われます。

血統

▶︎【血統表】

デバッグ（ミスエリカの2022）は血統面もある程度ダイワメジャー産駒成功馬に必要な配合を兼ね備えています。改めてダイワメジャー産駒の血統構成における成功条件を整理します。

デバッグ（ミスエリカの2022）はDanzig、Mr. Prospector配合あり。またダイワメジャー産駒はCaerleonも良い影響を及ぼしますのでNijinsky配合があるのもいいところでしょう。ただ母ミスエリカは血統構成としてはオルフェーヴルとの交配で相当良い結果を残す血統構成です。フォーティナイナー、Mr. Prospector、Specialとまさにオルフェーヴル専用機のようです。ただ半姉のミスヨコハマがカレンブラックヒルを配して成功したように、ダイワメジャー産駒でも活躍は可能と考えます。

補足事項

懸念事項が1点。
デバッグ（ミスエリカの2022）は術歴ありです（OCD除去手術）。術歴があろうと走る馬は走りますから問題ないとは思います。

POG期間に2勝馬を手にするのは至難の技ですのでこの馬の存在は貴重なものになる可能性は大きいと考えます。