推奨馬
・レゾリュート（牡）
∟父：ドレフォン
∟母：ソーディヴァイン
∟厩舎：萩原厩舎
∟生産：ノーザンファーム
シルクレーシング2021年募集馬です。今回はドレフォン産駒です。
ドレフォン産駒は今年のセレクトセールでも落札され「億超え」までには至らぬも1000万〜7000万程度で取引されており、あの金子オーナーもミスパリカリの2021を3200万円で落札。実際の馬主の方々もそこそこ評価しているのだと感じさせる内容でした。
馬体・測尺
レゾリュート（ソーディヴァインの2020）を推奨する最大の理由はこの馬体です。
かなり格好いいです。
とにかく胴の長さと、背中と腹回りの美しい平行線から自然へとトモヘ流れ、トモの盛り上がりから後ろ足のつま先までの流れも自然なところが素晴らしいと思います。
前足の筋肉量が若干物足りなさを感じさせるのもその他の部分の迫力とのバランスの影響であり決して悪くはありません。
◾️レゾリュート（ソーディヴァインの2020）の測尺
・体高：153 ・管囲：21.7
・胸囲：179.5 ・体重：504
相当デカいです。
通常はここまで大きいと印象としてはマイナスかと思いますが、以下で紹介したリンクスルーファス、ヴァーンフリートも募集時馬体重はほぼ500kgでしたし個人的にはこの点抵抗はありませぬ。
参考までに以下がリンクスルーファスの募集時写真。
性別も血統も違いますが馬体構成は通ずるものがあり、リンクルルーファスが活躍すればレゾリュート（ソーディヴァインの2020）の活躍も馬体面としては期待できると思います。
血統面
ドレフォン産駒ですが以前以下記事で記載した法則を、この馬は合致しております。
ノーザンファーム生産×母にサンデーサイレンス配合×母母にNorthen Dancer配合となっています。この点は評価できます。
◾️母父：キンシャサノキセキの配合について
この点調べましたが、母父キンシャサノキセキの馬はほぼ勝利歴がありません。ただノーザンファーム生産馬に限定すると2019年度産駒以前には1頭も存在しておらず未知であります。
またキンシャサノキセキの父フジキセキですが、POG対象馬として「母父フジキセキは避けるべき」と考えており実際にPOG期間を対象とすると活躍馬も過去アリゼオくらいしかおりません。
フジキセキとキンシャサノキセキは全く違う戦歴を歩み、且つキンサシャノキセキ産駒のカイカノキセキは函館2歳Sで2着。
ここは賭けになりますがキンシャサノキセキの血は私は期待して良いと考えます。
懸念点
レゾリュート（ソーディヴァインの2020）を管理する萩原清厩舎。ダービー馬ロジユニヴァースをはじめ、ノームコア、ダノンキングリー、ルヴァンスレーヴなど歴史に名を残す名馬を輩出しておりますが、POG期間は相当厳しい状況。
昨年もレフトゥバーズ・ゾディアックサイン・ダノンヴェロシティ・リエヴェメンテは厳しい結果でした。
それ以前もアヌラーダプラなどPOG期間中2勝はしましたがそこまで。
この点何とか払拭し活躍してほしいところであります。
ただ今年はハイアムズビーチが同じドレフォン産駒で新馬戦を見事勝利。
この流れでドレフォン産駒×萩原清厩舎の組み合わせがこれまでに無い活躍を生み出せる良い流れの始まりなのかもしれません。
コメント